2025年04月26日

鈴木methodの演奏会

Suzuki Method
Violin Concert

2025年4月26日(土)
開演14:00
名古屋市瑞穂文化小劇場

才能教育研究会 東名古屋支部
長谷部クラス・木村クラス


友人の成田君のお誘いで、ヴァイオリンの演奏会に行った。高校時代のクラスメートの成田君と奥村君が来るというので、楽しみに瑞穂小劇場に行った。もう一つの楽しみは、長谷部さんの名前を聞いた。たんぽぽ保育園に二人の子どもが通ったときに知り合った、長谷部さんかもしれない。

やっぱりそうだった。会場で、演奏が半分終わった時に、長谷部さんのご主人に会いに、楽屋裏に行った。旦那の長谷部さんは、会場内にいると、会場内のテレビで分かったので、走って会いに行った。旦那に、「花井です」と挨拶した。なんと80年ぶりの再会だった。「子どもさんは?」と旦那が言ってくれた。「2人です。」と答えた。

旦那は、当時、愛大の先生だった。最後まで愛大に勤務したとのこと。奥さんが、ヴァイオリンの先生だということは聞いていた。なんと80余年ぶりに再会した。80年前、たんぽぽ保育園の運営委員長をしていた。長谷部さんも運営副委員長だったかな。

さらに驚いたことは、長谷部さんの奥さんと、私は、瑞陵高校時代の同期生だったということが分かった。クラスが違っていた。成田君、奥村君と長谷部さんが同じクラスだった。成田君、奥村君、長谷部さんは同じクラスなので、時々、会っていた。その関係で、私がこの演奏会に、呼ばれた。

会場の玄関には、鈴木メソッドの創始者、鈴木鎮一氏の写真が出ていた。会場の座席に
は、9割ぐらいの参加者がいた。
何よりも、Opening 無窮動/ボームという演奏から始まった。

リズムと一茶の俳句の唱和があった。年少、年中、年長の幼児が6人一茶の俳句を唱えた。早口言葉を言ってるのかなと思った。幼稚園児たちがかわいかった。

続いて、Solo.
前半、15名の独奏を聞いた。年中、年長、小1、小2,小4、小5、小6、中1、中2、中3、高1の子らが、すごい立派な演奏を聞かせてくれた。若い女性のピアノ演奏に合わせて、演奏した。感心した。こんな演奏はなかなか聞けない。

半分終わったところで、長谷部
直子さんに会いに楽屋に行った。


会場の受付で頂いた、プログラムの最後のページに長谷部直子さんことばと、長谷部クラス母一同の言葉が出てるので、紹介します。

母語の習得方法から導き出されたこの鈴木メソードは、特に幼児期、親が全面的な指導者になります。毎日毎日短い時間であってもこれを繰り返すのはとても大きな無償の愛がなければできないことです。この関わり方は、やがて大人になった時の大きな信頼という柱になります。今日はその途中の親子の姿です。大きな励ましの拍手を送ってください。長い間至らぬ指導についてきてくださった多くの皆さんにこの場を借りてして心からの感謝を申し上げます。ありがとうございました。
                   長谷部直子

長谷部先生が力強く体現されてきたご指導は、親子ともに人生の礎となり、迷った時の道標となっています。本日のコンサートを迎えられましたことを、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
                 長谷部クラス母一同


 この演奏会後、私は、鈴木鎮一さんという人物はどういう人か、関心を持ち、瑞穂図書館で、2冊本を見つけてもらった。


1冊は、「世界の扉を開けた”鈴木鎮一”漫画物語  音の心を、音にいのちを」作画= くのけいじ 構成=新 巳喜男   才能教育研究会

この本は、マンガ本ー鈴木鎮一(しんいち)物語です。読んでみて、すばらしい内容の本です。人間教育の本です。私の知っている音楽教育の例は、母親の子どもに対する虐待のようなしつけで、ヴァイオリンを習わせられ、人生を台無しにされてしまった人がおります。

音楽家というと、異常な性格を持った人が普通という、印象を持っていました。勿論、人格円満な人もいるでしょうが。そんな人はまれだと思っていました。
このように人間教育をしている人がいるというのは、驚きです。素晴らしい人格者だと思います。

面白い!音楽というと、私は、こわいというか、高校で、音楽を選択して、苦労した。苦い思い出がある。こんなにもたのしく音楽ができるのか、という不思議な音楽教育を見た感想だ。

まだ、この漫画を読んでいる最中だ。最期まで読んでみたい。

もう1冊は、「音楽の車」本田正明著 石井清子訳  全音楽出版社。













posted by 花井英男 at 18:50| 文学・芸術

2025年04月25日

ブックレットにっせいしんを読んで


    特集 統合失調症    統合失調症について

    とくに早期介入やリカバリーの視点から理解を深めていただくために

   松本和紀 こころのくりにっく OASIS院長 

前東北大学精神神経学分野准教授



 
最近、私は勤務する心療内科においてある、パンフレット、にっせいしん、2025.Feb.17 特集/統合失調症を読んだ。この記事の中で、最近の統合失調症についての、最新の知見、というか、新しい統合失調症についての見解を読んだという、感想を持った。

それは、図2 精神症体験の連続体モデルである。連続体モデルというのは、最近、スペクトラムという言葉で盛んにつかわれる。疾病の症状のいろいろな状態の表現の仕方を、連続体として表現する言い方である。

 それは、軽いものから言えば、精神症様の体験8%、精神症の症状を体験4%、精神症(精神症性障害)3%、統合失調症0.3−0.9%、というものである。

 この記事の中で、前触れの時期・リスク状態という表現に注目した。少し長いが、文章を引用する。その中に、希望の持てる表現を見つけた。

「この状態から実際に統合失調症などの精神症になる人は、全体の四分の1〜三分の一程度です。すっかり良くなる人もいますが、うつ病や双極症、不安症などになる人も多くいます。」
この表現の中の、「すっかり良くなる人もみえます」、という表現に希望が持てる。

「初回エピソード精神症」
 記述をもう少し紹介する。「生涯で始めて精神症の症状が明らかに続く状態は、初回エピソード精神症(以下初回精神症)と呼ばれる。初回精神症は、短期的な経過は良好なことが多く、数週から数か月ですっかり良くなり安定する人もいます。」

私は、ここの部分の表現に注目した。

さらに、次のような、にっせいしんのブックレットの統合失調症についての最前線の学問的な記事を見つけた。



 

ブックレット にっせいしんの2011.2No.3の記事

        「統合失調症の疾病感の変化と早期支援」

      西田淳志 東京都医学研究機構・東京都精神医学総合研究所


 
2011年の記事というと、
ずいぶん古い記事になるが、最前線の内容の記事だと、私は思う。

 この論文の中で、「悲観的な疾病イメージ」の見出しで、筆者は、「固定的・悲観的疾病イメージは、治療者から患者・家族への病名説明を躊躇させ、それが心理教育の不足、治療継続性の低下に結びついていました。」と記述している。その通りだろう。

 「世界各国の早期支援サービス」の中で、「イギリスなどでは、この10年間に全国的に早期支援サービスが普及されました。」とある。

 更に、「最新の研究成果では、発病後2年間の集中的な認知強化療法によって、病初期の脳構造変化を減少させ、症状や機能改善に有意に影響を与えることが明らかになっています」
「イギリス、ウスター州などの専門サービスは、約50%のサービス利用者が、復学・復職を達成したとする報告をしています。」

「こうしたサービスを日本でも実現し普及するためには、医療スタッフの努力のみならず、制度として整備をすすめる必要があります。」

とこの著者は、書いている。


 引用は、以上です。統合失調症についての明るい知見を読んだ、という感想です。

 世界の最前線の進捗状況を知ったという感想です。日本でも、このような医療サービスが行われることを期待します。
 すばらしい内容の記事でした。

 にっせいしん事務局からから、後半の記事/ブックレット にっせいしんの2011.2No.3をメールで送って頂いたことにお礼を申し上げます。       


 にっせいしん=社団法人 日本精神神経科診療所協会








posted by 花井英男 at 19:59| 心の病

2025年04月22日

松本侑子先生の「アン・シャーリーの魅惑の物語」第1回

中日文化センター講座「アン・シャーリーの魅惑の物語」

主催 中日文化センター(Zoom、栄教室)

講師  松本侑子先生(作家・『赤毛のアン』翻訳家・研究者/日本ペンクラブ理事)

4月の第1回 第1巻  『赤毛のアン』  1908年
2025年4月20日(日)1時半―3時


 楽しみにしている、松本侑子先生の講座を聞きに行った。東京から、Zoomで講義をされた。聴講者は、栄の教室に参加する人、Zoomで参加する人。教室の参加者は、20名位。他は、Zoomの参加者。教室の参加者とZoomの参加者に一人一人、名前を呼ばれ、挨拶をされた。

最初に、私のコメント(NHKの新作アニメ「アン・シャーリー」について)の説明を話された。
出版社の担当者の同席のもとに、記者会見をしたとのこと。NHKの「アン・シャーリー」は、村岡花子さんのものである。村岡花子さんの作品内容は、原作の翻訳=松本侑子さんの翻訳と大きく違っていることを指摘された。この記者会見に対する反響が大変大きかったという。


私は、第1回のNHKのアン・シャーリーを見て、感動した。村岡先生流の赤毛のアンだと思った。2回目、3回目の放送は、忙しくて、見忘れてしまった。残念である。仕方がない。

本格的な、本腰を入れた翻訳をした、松本侑子先生としてのコメントをされた、と思う。著書の、8つの扉の観点から、モンゴメリーの作品の解釈をされている、松本侑子先生の見解を尊重するのは、大切であり、そのような観点から、作品鑑賞をするのが、正しいと、思う。松本侑子先生の観点を尊重するのは、大切なことだと思う。
第1回第1巻『赤毛のアン』、モンゴメリーの生涯(1874〜1908)、アンの幸せな生き方


1)私のコメント(新作アニメ「アン・シャーリー」について)の説明


2)第1巻『赤毛のアン』の作品解説として、7つの話をされた。

@ 小説の舞台プリンスエドワード島、

A 『赤毛のアン』の物語、

B 『赤毛のアン』の英文学、

C スコットランド民族の伝統と文化、

D 『赤毛のアン』のケルトとアーサー王伝説、

E 『赤毛のアン』のケルト・キリスト教

F 『赤毛のアン』のキリスト教とイエスの聖杯探索

3)『赤毛のアン』刊行までのモンゴメリーの生涯

1874年の誕生から、1905年の『赤毛のアン』執筆、1908年の本の出版まで

4)『赤毛のアン』の幸せな生き方、暮らし方

@『赤毛のアンの幸せになる言葉』松本侑子著・主婦の生活社のあとがきより

Aアンの前向きな心と空想、明るい夢を持ちそれを想像する、夢に向かうための努力と行動、美しいものや妖精を愛する浪漫的な趣味、自然美を愛する心と目

Bマリラのきちんとした暮らし,自律心、信仰心

Cマシューの家族を愛する心、勤勉さ

Dダイアナの友を大切にする優しさ,ひろい心

Eリンド夫人の地域での活躍、愛郷心


Fステイシー先生の子どもを鼓舞する仕事ぶり

Gアラン牧師夫人の思いやりの言葉、励ます言葉

H『赤毛のアン』の幸せになる言葉、名文の紹介

  これはすべて、松本侑子先生の、レジメである。
  これらすべてが面白い見方だと、感心した。

  楽しんで、作品を読んでいるが、こういう見方もあるんだと思った。参考になった。






posted by 花井英男 at 12:15| 文学・芸術