NHKスペシャル
松井秀喜 ベースボールの神様に抱かれて
作家 伊集院静の見つめた1年 2003
2019年2月3日 1:50~3:00
松井秀喜 ベースボールの神様に抱かれて
作家 伊集院静の見つめた1年 2003
2019年2月3日 1:50~3:00
アナウンサー高橋美鈴と作家伊集院静の対談をいれながら、松井秀喜の10年間のニューヨークヤンキーズの活躍をふり返った。
松井秀喜は人間的にできた人物だという印象を持っていた。
巨人への入団の時から、ヤンキーズ退団に至るまで、エピソードを紹介した。
映像の中で、伊集院が注目して、紹介したことは、松井は「人の悪口を決して言わない」ということだった。
このことに、伊集院が注目したこともユニークだ。
伊集院が、松井自身に,
このことを確認した。
松井は、「はい、私は人の悪口は言いません」と答えた。
ヤンキーズのファンの子どもたちは、どんな子達かを紹介もした。
それは、内気な子どもたち。
本人がしゃべれなくて、母親が代弁した。子どもが、母親に、松井を見に、スタジアムに連れて行ってほしいとせがまれて、ヤーキースタジアムに来たという。
その子供たちは、多くは、内気な子だという。
子どもたちは、松井の姿を見て、感じとった。
これに関係して、日本でいじめられている子どもへのメッセージを松井が書いたことも、紹介した。
松井は、このような子どもへの配慮を持つ人。
野球選手には、スランプの時が必ずある。松井もスランプの時があった。
打てなかった時期が続いた。
新聞が松井の不振を書きたてた。松井も落ち込んでいた。厳しい批判を新聞に書いた。
しかし、守備をすばらしい活躍をした。
トーリー監督は、松井を呼んで、話した。
「君を休ませようと思ったが、打順を7番にした。守備でガンバってくれ。チームバッティングをしてくれるし、頑張ってくれ」
この言葉を聞いて、松井は吹っ切れた。松井はスランプを脱出した。
アメリカンシリーズで3対3で迎えた、最終戦のレッドソックス戦で、3点差で負けていた時、松井の打順にまわてきた。
松井のヒットで同点に追いついた。次の打者が、ホームランを打ち、松井がホームインした時、松井が跳び上がった映像を映した。
感情表現をしない松井の珍しい場面。
何度も何度もこの場面を映した。
2009年、ワールドシリーズでヤンキーズは念願の優勝を果たした。
この年、松井はヤンキーズを退団した。
球場の売り子たちは、誰も、松井の人柄は、modestyだという。謙虚さ。
伊集院静は、「松井には、努力と謙虚さがある」という。
アメリカの球場に観戦に行った、伊集院静は、松井との対談を何度もした。
親しい間柄のようだ。
平成の30年間に約50人の日本の野球選手がアメリカに渡ったという。
子どもにも、大人にも、夢を与えてくれる選手が出てくることを期待します。
いい番組だった。