2025年11月20日

「解離の治療」講義

USPT研究会公認  USPT実践トレーニング 2025年
11月  東京

「解離の治療」講義

新宏宏伸先生  USPT研究会 理事長 さいたま児玉病院医師

2025年11月1日(土)14:00〜19:30
神経研究所付属 晴和病院内  晴和ホール   新宿区



新谷宏伸先生が、2年間かけて、大著「解離の治療 トラウマ関連解離/ 構造的解離の実践統合アプローチ」と題する邦訳本を出版されました。本体、12000円。原著は、”TREATING TRAUM-RELATED DISSOCIATION A PRACTICAL, INTEGRATIVE APPROACH” 2016版 著者 キャシー・スティール スゼット・ブーン オノ・ヴァンデアハート

 翻訳書の帯には、「解離症/解離症同一性症」の基本原則を着実に明示し、数多くのケースを用いて解説することで、この困難な症例の治療を実践している臨床家に賢明な指針を提供する。」と述べている。これが先生のお気持ちである。

 その下に、松本俊彦氏推薦「本書は、解離症/解離性同一性障害に向き合う真摯な臨床家の心意気に応える、待望の治療指南書です」とあります。

USPT研究会理事長・新谷宏伸先生から、「解離の治療」講義の案内を頂いた。上記の大著を翻訳されたことに驚いた。この講演には、ぜひ行かなければと思いました。受付で、新谷先生に、真っ先に、「翻訳、出版おめでとうございます。」と申し上げた。横19センチ、縦26.5センチの大きな本である。分厚さが、3.3センチの大きな本である。こんなに大きな本は、見たことない。

501頁にわたる翻訳本である。金剛出版の本の中で、多分、最大の大きさだと思う。晴和ホールには、沢山の人が集まった。この会合では、新谷先生の講演の途中で、清和病院の若い女性カウンセラーによる、USPT療法による、症例発表があった。若いカウンセラーに、USPT療法が広がっているのがうれしかった。

新谷宏伸先生が、USPT療法ベーシック実践トレーニングを国内各地で、次のように行われている。2018京都/2019広島/2020東京/2020えひめ/2021東京/2021東京/2022名古屋/2022沖縄/2023仙台/2024福岡/2025大阪において、展開されておられます。東京・名古屋で開催されるときは、私は、出来る限り参加しております。いつもテキストは、50頁くらいの内容で、懇切丁寧な解説がついています。

更に、先生は、日本精神神経学会における発表ばかりでなく、各種の学会誌に発表されておられます。エネルギッシュな活動に敬意を持っております。

 当日、「解離の治療講義」A4,8枚のレジメを頂いた。講演の中で、翻訳にディープルを使われたと紹介されたので、私も、ディープル(翻訳アプリ)を使っているので、講演の途中で、どういう風にディープルを使うのか質問した。まとまった英文をコピーしてディープルに入れる機械がある事を教えていただいた。そんな機械があるのかと思った。その翻訳を、AIに入れて、さらに良い日本語にするのだと言われた。

先生は、研修会で、いつも丁寧な膨大な量の解説書を、参加者に配られます。パソコンなど機器を駆使して、懇切、丁寧な解説書をいつも作成されます。USPT療法が実施されるためのテキストである。読みやすい丁寧な記述であふれています。パソコン等を使う能力に秀でた力をお持ちの先生だ。この翻訳本の中でも、読者に読みやすいように、いろいろな工夫を凝らしておられます。

新谷先生は、そもそも、どうしてこの本を翻訳しようと思い立ったのかを、この本の最初に、述べておられます。「新時代の解離症治療の知恵と工夫にあふれる書籍(あるいは邦訳書)が世に出る必要がある。私はそう考えました」

そもそも、解離の治療・知識・探求心そのものに関心を持つ精神科・心療内科の医師も少ないし、また、臨床心理学者も少ないし、カウンセラー(臨床心理士・公認心理師)も少ない現状だと思います。解離で苦しむクライエントが多い事情です。小栗康平先生が、USPT療法を立ち上げられたところから出発して、新谷宏伸先生が、さらに拡張・発展されたと、私は思っております。この本が解離の治療の発展のきっかけになることを期待してります。新谷宏伸先生、おめでとうございます。

2025年11月20日








posted by 花井英男 at 20:02| 心理療法

2024年12月16日

フラッシュ・テクニック・ベイシックの研修会

フラッシュ・テクニック・ベイシックの研修会

2024年12月15日(日)9時―18時

オンライン研修

主催 フラッシュ・テクニック・インスチチュート・ジャパン(FTI-J)

代表 南 和行 先生

通訳  池島 良子さん

講師:フィリップ・マンスフィールド博士―フラッシュ・テクニックの筆頭開発者 カリフォルニア州

講師:ニーナ・ザドウリアン 先生
オーストラリアの公認心理学者


 トラウマ処理をする新しい技法が、南和行先生によって、日本全国に、初めて、紹介された。彼は、挨拶の中で経緯を述べた。クライエントから、「フラッシュ・テクニックをやってください」と依頼されたとのこと。彼は、トラウマ処理のこの心理技法のことを知らなかった。ここから始まった。

 彼は、ブレインスポッティングもやっている。不登校の行動療法による支援にも関心を持って頂いた経緯がある。南先生とは、親しくさせていただいている。今回の申し込みで、パソコン技術に関して、私は未熟なので、ちゃんと申し込みができているか、確認の手続きを、南先生にした。親切に対応していただいた。

 トラウマを処理する技法は、次から次へと、新技法が、ここ数年開発されて、日本全国に研修会が開かれている。研修料金が我々の手の届く程度のものがよく、いい研修であった。トラウマ治療法の技法は多ければ多いほど、選択肢が増えるのでありがたい。

 事前に大量の資料が送られてきた。印刷するのが大変であった。プリンターがよく故障するが、今回、幸いなことに、プリンターの機嫌がよく、無事に沢山の講義資料が無事印刷できた。

 今回、南先生は、講師と一緒に、デモンストレーションの時に講師として参加した。全部で110数名の参加者があった。デモンストレーションの時は、参加者は、それぞれ、自分の抱えているトラウマを準備した。自分自身でトラウマの解消に取り組んだ。私自身もいくつか準備して参加した。全部、久しぶりに解消できた。ありがたい。

 この技法によって、確かに、自分の抱えるトラウマを気持ちよく、処理することができた。フィリップ・マンスフィールド先生の「フラッシュ」、「フラッシュ」という声を聴いて、膝のタッピングをして、瞬きを何度もして、トラウマが消えているのに気が付いた。

 自ら、体験をして、この技法のすばらしさを体験した。この技法が全国に広がっていくことを期待します。この研修は、「フラッシュ・テクニック・ベイシック」という名前です。次には、「フラッシュ・テクニック・アドバンス」がある。楽しみだ。

今回の研修で、精神科医・白川美也子先生の文献の紹介された時に、白川先生がお顔を出され、紹介された。















posted by 花井英男 at 21:03| 心理療法

2023年07月20日

臨床心理士として、満20年になりました

臨床心理士 満20年になりました

私は、臨床心理士になり、満20年になりました。最初の11年間は、スクールカウンセラーとして、愛知県・名古屋市の小中学校、県立高校、私立中学高校、岐阜間の小中学校に勤務しました。不登校の子供たちが、学校に通えるように、再登校に導くことができるように、という願いを持ち、行動療法による再登校支援に取り組みました。

不登校の子供の問題を解決するという願いを持ち、奈良教育大学大学院に研修生として、1年間通いました。そこで、小野昌彦先生(現・明治学院大学教授・筑波大学博士)と出会い、行動療法による再登校支援の勉強をすることができました。スクールカウンセラーとして、不登校問題に取り組むことが楽しみでした。たくさんの再登校の成功することができました。

 行動療法学会(宮崎)のコロキウム、宿泊の症例研究会で発表しました。また、認知行動療法学会でも発表しました。金子書房から、小野昌彦先生編著の「発達障害のある子・ない子の学校適応・不適応」の第10章で、「スクールカウンセラーとの連携による断続型不登校高校生の再登校支援」を発表しました。

 スクールカウンセラーとしての勤務しているころに、現在、瑞穂CBT相談室を開業しました。また、ならい心療内科の院長先生から、クリニックでカウンセリングをするようにお誘いを受けました。現在も勤務しております。行動療法学会、のちに、認知行動療法学会と名称変更、毎年の学会、コロキウム・宿泊の症例研究会に参加し、行動療法、認知行動療法の幅拾い知識を得たことが、病院臨床において、大いに役立つことになりました。

 私は、臨床心理士として、現在、毎週水曜日、病院に勤務しています。心理療法の幅拾い研修を積み重ねたものとして、行動療法、認知行動療法、EMDR療法、USPT療法、ブレインスポッティング療法、ボディコネクト療法、ホログラフィートークなどがあります。これらの技法は、医師も研修を受けているものです。今、日本国内に広がりつつあります。当相談室にトラウマを抱えた医師が治療のため、カウンセリングに来ていただいております。薬だけでは治りません。カウンセリングが大切になります。

 これらの技法は、精神障害を抱える患者さんの不安、トラウマ、精神障害の数々の症状の軽減、解消に大いにも役立っております。ここに挙げた、心理療法の技法は、臨床心理士、公認心理師、医師が参加して、技法を習得している技法です。私設相談室。瑞穂CBT相談室のウェブサイトを見て、たくさんの方が訪ねくださいます。

 私の臨床心理士としての仕事は、病院臨床の場合も私設相談室の場合も、患者さんの症状軽減、解消のため、なくてはならないものになっております。瑞穂CBT相談室のカウンセリングは、患者さんの苦痛軽減、解消に大いに役立っております。今まで、お世話になった方々に大いに感謝申しあげます。近くは、名古屋市立大学病院の認知行動療法分野の先生方からも支持を頂いております。豊橋少年センターの医師からも依頼を受けております。また、市内の私立病院からも、岐阜県の心療内科医院からも、患者さんの紹介を頂いております。

 今後とも研修を積み重ねてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。瑞穂CBT相談室のウェブサイトの作成とパソコン指導を,村井百合江先生にお世話になっております。長い間のご指導に感謝申し上げます。当相談室のウェブサイトをご覧いただいている皆様に感謝申し上げます。今後ともよろしくお願
いします。













posted by 花井英男 at 20:49| 心理療法