2017年12月10日

原井宏明先生  有難うございました!

原井宏明先生  有難うございました。


原井先生は、2017年12月末、なごやメンタルクリニックを退職されます。
原井先生は、熊本から来られ、名古屋で2008年1月から名古屋メンタルクリニック院長になられました。


奥田健次先生が、愛知大学の行動療法の集中講義で、「原井先生が名古屋メンタルクリニックに来られる」と紹介されたことをいまだに、覚えています。

今年の新潟での認知・行動療法学会のポスター発表の場で、名古屋を去ると発表されました。

コロキウムとか学会、行動療法研究の編集委員長として活躍されました。

先生は、
「経営する側に立ち、後進の育成を社会人としての自分の最後の使命にしたいと思っています。実際に治療できる行動療法家の数は増えていません。治療を希望する患者さんや行動療法の指導を求める医療関係者が関東方面に多いことから、東京で開業することにいたしました。」とのことです。

東京の品川駅の近くで、開業されるとのことです

原井先生が、なごやメンタルクリニックを去られるにあたって、岡嶋美代先生は、
名古屋で心理相談室を開設することを伺いました。

岡嶋美代先生が、2018年1月に、御園座の近くに、行動療法カウンセリングセンターなごや(BTCなごや)を開設されます。岡嶋先生をはじめ、若手の平田、吉川先生が活躍されます。

〒460-0008 名古屋市中区栄1丁目7-25サン御園ビル1101号 東山線伏見駅から徒歩3分。

瑞穂CBT相談室のリンク集に、BTCなごやのホームページを紹介することの許可を岡嶋先生から頂きました。

原井先生にはこれからも、ご指導を頂きたいと思います。
岡嶋先生にはこれからもご指導を頂きたいと思います。


posted by 花井英男 at 19:35| 認知行動療法

2017年09月01日

ハンディシリーズ よく売れています


「ハシリーズンディ よく売れています」と、小野昌彦先生から、メールが来ました。

3月中旬に金子書房から出た本


ハンディシリーズの本は、全10巻です。

私の論文が載っているのは、下記のものです。


ハンディシリーズ
発達障害支援・特別支援教育ナビ
柘植雅義監修

小野昌彦編著

発達障害のある子/ ない子の
学校適応・不登校対応

1200円

が売れています。

薄緑色の本です。


小野昌彦先生は、私が、奈良教育大学大学院に在学中、不登校の再登校支援を勉強した時の恩師です。

小野先生(現在・明治学院大学教授・博士)から、執筆を依頼され、


第10章  
スクールカウンセラーとの連携による
断続型不登校高校生の再登校支援

93〜99頁を分担執筆しました。

私が、県立高校のスクールカウンセラーをしていた時の
実践研究論文です。

行動療法・応用行動分析(ABA)の立場から、

不登校の生徒の個別支援計画(IEP)を立て、
どのように支援をしていったか、学校の先生方とどう働きかけたか、
の記録です。


全部で99頁の本です。

10人の人が書いています。

大学教員(4人)、小学校長(1人)、小学校教諭(2人)、弁護士(1人)、臨床心理士(1人)、学校経営支援センター(1人)。


現在、学校、施設では、特別支援教育、発達障害支援で、個別支援計画(IEP)を作ることが求められています。


応用行動分析・行動分析学という心理学の分野があります。
今、この分野の研修が各地で行われています。


アメリカでは、応用行動分析(ABA)の勉強は、大学、大学院では必修科目です。

日本でも、応用行動分析(ABA)の立場から本が、沢山出るようになりました。
ABAの研修団体の講習が行われています。


例えば、書籍として、


「LD・ADHD・高機能自閉症の子どもの指導ガイド」
独立行政法人 国立特殊教育総合研究所 編

東洋館出版社



「応用行動分析で特別支援教育が変わる」

山本淳一・池田聡子著
図書文化



「自閉症へのABA入門」

東京書籍


「自閉症児のための明るい療育相談室」
奥田健次・小林重雄著
学苑社



一般の子育ての本として、

「子育てプリンシプル」
奥田健次
一ツ橋書店
これは、子育ての素晴らしい本です。


さて、

小野昌彦先生は、この度、本を出されました。

「不登校の本質−不登校問題で悩める保護者の皆さんのために−」

風間書房 336頁 972円

出版おめでとうございます。




posted by 花井英男 at 07:26| 認知行動療法

2017年07月09日

美濃認知行動療法研究会


九州北部豪雨の被災者の皆様にお見舞い申し上げます。




美濃認知行動療法研究会

2017年7月8日(土)17:30〜20:00
 
岐阜キャッスルイン 名鉄岐阜駅前


「私の不眠症アプローチ」

黒川 淳一先生  犬山病院診療部長
名古屋経済大学教授、医学博士



「Well-being のための認知行動療法
:アクセプタンス&コミットメント・セラピーの考え方」

早稲田大学人間科学学術院  准教授
大月 友(オオツキトム)先生
博士(臨床心理学)


懇親会



夕方からの会合にもかかわらず、70名近くの参加者だった。
やはり、地元、岐阜県の臨床心理士、岐阜大学、東海学院大学の教員、医師の参加者に、愛知県からの参加者もいた。若い参加者が多かった。




最初、黒川先生から、ドクターとして、患者に、不眠症の症状(入眠困難、熟眠維持困難(中途覚醒)、早朝覚醒、熟眠障害)を聞いて、薬をどのように処方するかを考えるとのことであった。


不眠症治療薬の歴史、睡眠衛生指導などについて詳しい話がなされた。
参加者が、ほとんど臨床心理士であるので、先生はがっかりしているようであった。
認知行動療法による不眠症へのアプローチは出なかった。




私のお目当ては、大月友先生の、アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)の講演だった。
1時間半の短い時間内に、ACTの概略をシンプルに分かりやすくまとめた。
自らの東京、恵比寿でのクリニックでの実践の話をされた。理論の話よりも実践の話を聞きたい。
何よりも、ACTのクリニックでの症例の話がすばらしかった。

この症例発表は、来年発行される、「行動分析事典」に掲載されるとのことである。ACTの文脈について理解できるので、実践を深めたい。



ACTについては、これまで、認知・行動療法学会で、熊野宏昭先生(早稲田大学)、武藤崇先生(同志社大学)、越川房子先生(早稲田大学)のワークショップを受けてきた。



ACTの本については、最近読んだ本は、アメリカ在住の学者、大谷彰先生の、「マインドフルネス入門講義」金剛出版(2014)が、疾患別にアプローチが記述されていてすばらしい。実践とエビデンスに基づいている。
日本人が書いた、更に仏教の経典に基づいて記述している点がユニークだ。

日本の学者が書いた実践の本もたくさんある。これから読みたい。


同じクリニックの友人からこれがいいと紹介していただいた、ラス・ハリスの、分厚い本、「よくわかるACT」星和書店(2012)は熟読した。理解はしたつもりだが、深めなければいけない。


私にとって、何よりも先に読んだ、入門書は、熊野宏昭の「20世紀の自分探しプロジェクト」サンガ(2009)、熊野宏昭の「マインドフルネスそしてACTへ」星和書店(2011)だった。


熊野先生は、最近、NHKetvでマインドフルネスの講義をしているという。
最近、NHKで、ベトナム出身の、ティク・ナット・ハン師が、マインドフルネスの話をしている。


また、最近、すばらしいと思ったのは、
「セラピストのためのエクスポージャー療法ガイドブック  その実践CBT、DBT、ACTへの統合」創元社(2015)だ。中京大学の坂井誠先生、広島国際大学の首藤祐介先生たちの翻訳である。


これは大変便利な本だ。サブタイトルからも分かるように、DBTにも言及し、ACTにも言及している。
DBT(弁証法的行動療法)については、東京、代官山の長谷川メンタルヘルス研究所において、遊佐安一郎先生のもとで勉強した。生涯の大半をアメリカの病院臨床で鍛えた遊佐先生の実践力と学識に学びたい。

日本の臨床心理士養成大学院の教員は、臨床経験が少ない人が多い。実践経験のない教員が多いのは問題だ。行動療法系の大学教員は、臨床経験が豊富である。


まだ、読まなければいけない本がある。シーガルの「マインドフルネス認知療法」北大路書房、
ガバットジンの「マインドフルネスストレス低減法」北大路書房がある。


大月友先生には、懇親会で質問が出来た。ていねいに答えて頂いた。マインドフルネスと、6つのコアプロセスの関係である。有難うございました。


懇親会場で、
岐阜で活躍する、仁藤二郎君に久しぶりに挨拶して話が出来た。すっかり貫禄と風格が出てきた。
柳澤君、瀬川君に挨拶した、瀬川君から、「12月の会合もよろしく」と言葉をかけて頂いた。
「きょうは本当に勉強になりました」とお礼を申し上げた。


12月の会合とは、
 12月10日(日) 10:30〜16:45 
 臨床行動分析研究会 
 場所:桜通り口  TKP名古屋駅前 カンファランス・センター 
 


中京大学大学院の出身のOBの皆さんに本当にお世話になっている。久野義弘先生時代からのつながりである。これまでやってこられたのは、若い人たちのお蔭である。


終わり

posted by 花井英男 at 08:43| 認知行動療法