2017年03月02日

小野昌彦先生に学ぶ、不登校の再登校支援の勉強会  案内

明治学院大学 心理学部 教授 小野 昌彦先生に学ぶ


「スクールカウンセラーが知っておきたい行動療法〜行動理論、技法、評価法〜」



行動療法を活用した不登校支援に定評のある小野先生に、
スクールカウンセラーとして知っておきたい行動療法の
基礎と実践をお話いただく場を作っていただきました。



小野先生は「不登校ゼロの達成」「行動療法を生かした支援
の実際―発達障害・不登校の事例に学ぶ」など学校現場での
問題について行動療法の理論・実践についての著書を
出されており、多くの学校臨床の事例を解決へと導いております。

小野先生から直接、行動療法を学べる貴重な機会になります。
皆様の参加をお待ちしております。


小野昌彦先生からのコメント


「不登校、学校問題の解決に有効であり、スクールカウンセラーが知っていると
さらに効果的な問題解決が可能な行動療法における理論、技法、評価方法を実例を交えて
紹介します。特に系統的脱感作法、エクスポージャー、唾液アミラーゼによるストレス
チェックを中心にお話します。」


主催:行動療法を学ぶスクールカウンセラー有志の会

日時 2017年03月24日(金)

(13:30〜16:30)


開催場所 明治学院大学 白金キャンパス  本館5階1558教室

(〒108-8636 東京都港区白金台1-2-37)



参加費 3,000円(税込)
当日現金でお支払い下さい。


申し込みはこちらからお願いします。

http://kokucheese.com/event/index/456313/


東京のスクールカウンセラーの南和行先生から、私・花井のところへ頂いた、不登校に関する勉強会の案内を上記のように出しました。南先生はブレインスポッティング、USPT研究会の仲間です。

いよいよ、小野昌彦先生が、SCに実践研究の技を伝える時が来たという感じです。

すばらしいことです。興味のある方は、東京へ行ってみよう。必ず収穫のあるでしょう!

小野昌彦先生は、私が、奈良教育大学大学院の研究生時代にお世話になった恩師です。

このたび、金子書房から、小野昌彦先生編著の本が出ます。私も分担執筆で第11章で下記のように書きました。読んでいただければ幸いです。3月上旬に発行される予定です。

金子書房創立70周年記念企画

ハンディシリーズ 発達障害支援・特別支援教育ナビ 全10冊
          柘植雅義(筑波大学) 監修


第10巻 
「発達障害のある子/ない子 学級適応・不登校対応」 
小野昌彦(明治学院大学)編著

第11章 スクールカウンセラーとの連携による
断続型不登校高校生の再登校支援

      
愛知県名古屋市 瑞穂CBT相談室 花井英男

終わり




瑞穂CBT相談室  花井英男






posted by 花井英男 at 20:19| 不登校への対応

2016年12月03日

金子書房創立70周年企画「『発達障害のある子/ない子の学級適応・不登校対応(仮)』

金子書房創立70周年企画
ハンディシリーズ「発達障害支援・特別支援教育ナビ」、小野昌彦先生編集の巻『発達障害のある子/ない子の学級適応・不登校対応(仮)』


現在校正が進んでいます。金子書房編集部の加藤さんから、
「編者小野昌彦先生から校正を頂きました」
との連絡を頂いた。

部分執筆をした私どもには、
ご寄稿いただいたご論考の初校校正紙を、来週前半にはお送りできるかと思います。
と連絡を頂きました。

第11巻の前の第10巻の発行が遅れたため、第11巻の発行が遅れたということです。

私は、不登校高校生の再登校支援の実践を発表しました。
少しでも関係者の皆さんのお役にたてば幸いです。

終わり

posted by 花井英男 at 09:18| 不登校への対応

2015年09月10日

再登校支援のこと

再登校支援のこと


不登校の子どもの保護者から、無料電話相談とか来談とかで支援をしております。
スクールカウンセラーをしていた経験から言うと、小学生の不登校の場合は、スムーズにいくことが多いように思います。小学校の場合、スクールカウンセラーをしていて、校長先生とか養護の先生などと話をしていて、再登校にこぎつけることが早いという経験をしてきました。


中学校、高校でも、再登校支援に成功した実績を私は持っております。中学校、高校での再登校支援は難しいという認識が一般にあるようです。
私は、行動療法学会(現・認知・行動療法学会)とか、行動療法コロキウム(現・認知・行動療法コロキウム)においても、全国学校臨床心理士研修会においても、愛知県学校臨床心理士会の中学校部会においても、高校部会においても、中学生、高校生の再登校支援の実践報告を何度も発表してきました。


 中学生や高校生の場合、本人が支援をスクールカウンセラーから受けたいという気持ちを持つかどうか、保護者が本人の気持ちを尊重して、スクールカウンセラーから支援を受ける意志を持つかどうかが大事です。


 親がどうしたらいいかをカウンセラーと相談して、自分の気持ちをしっかり決めることまず大事だと思います。その気持ちを子どもに伝え、子どもが支援を受けようと意志を持つことがまず第1に大切なことです。子ども本人が支援を受けるという気持ちがなければ、支援は始まりません。
 不登校を治すかどうかは一生の問題です。

 不登校の子が再登校にこぎつけるには、継続的にカウンセラーの支援を受けることが必要です。スクールカウンセラーの場合は、無料で支援が受けられるので、経済的な負担はありません。しかし、街の中にある心理クリニック・心理相談室の場合は、経済的負担が出てきます。結構大きいです。

 昨日、ようやく、臨床心理士の国家資格の法案が参議院で全員一致で通過しました。ようやく臨床心理士は「公認心理師」という国家資格で活躍することになりました。
 「公認心理師」のカウンセリングを受けるときに、健康保険が使えるようになる時が来ることを願いたいと思います。アメリカでは、カウンセリングは健康保険が使えます。


次に、カウンセラーは、確実に再登校できる心理療法をもっているかどうかが問題です。
再登校できる見込みもないまま、自信のないまま、面接をしていても展望は開けません。情熱や熱意で不登校が治るわけではありません。科学的なアプローチが必要です。


いま、臨床心理士を養成する大学院では、再登校支援の実績のない先生方が多くおられるのが現状です。再登校の支援の体系を持っていないのです。
 私は、認知・行動療法という心理療法によって再登校支援をすることを学びました。大学院在学中に百発百中不登校を治す学者がいるということを授業中に聞き、奈良教育大学大学院の小野雅彦先生のところまで、名古屋から1年間通いました。

 現在認知・行動療法の研究者は大学院には少ない状態です。誠に残念なことです。認知・行動療法の学者がそろっている大学院が増えてきました。まだ少ないです。


臨床心理士の資格を取った人は、再登校支援の方法の体系を持つ研究者について学習をすることを勧めます。
或いは、再登校支援の実績のある研究者がいる学会、認知・行動療法学会に加入して勉強を始めること勧めます。私は、行動療法学会に加入して、臨床心理士として、ここで育てられたという気持ちです。市井雅哉先生のEMDRに出会ったのも、行動療法学会(現・認知・行動療法学会)でした。

認知・行動療法学会では、毎年、国内で学会が行われ、そこでポスター発表が行われ、不登校の子どものの再登校支援の実践報告が沢山発表されます。こういう実りのある学会に参加して実力をつける方法があります。
 私は、ずっとこの学会に参加して勉強してきました。

 私は、スカイプを使って、臨床心理士、学校の先生方に対して、再登校支援の学習支援をしております。私のホームページを見て頂き、参考にしてください。好きな時間に私と一緒に勉強して支援方法を学習することができます。「スカイプによる再登校支援の勉強会」にぜひご参加ください。
 臨床心理士はお互いに助け合って、成長していけると思います。


私は、再登校支援の実績のある研究者のもとで、1年間大学院で研究生として勉強しました。
また、当時の学会名、行動療法学会に加入して、勉強しました。
 多くの研究者と知り合いになりました。


今度、私は、県立高校のスクールカウンセラーをしていた時に、成功した再登校支援の実践報告を、金子書房と小野雅彦先生から執筆依頼を受け、高校生の再登校支援の実践報告を「第11章 スク−ルカウンセラーによる高校生断続型不登校に対する支援」(仮題) 花井英男」として、担当執筆することになりました。
 書名は次の通りです。

ハンディシリーズ『発達障害者支援・特別支援教育ナビ』第10巻

 『発達障害のある子/ない子の学級不適応・不登校対応―個別支援計画に基づく連携支援」
 
 小野昌彦編著

 金子書房



 大学院(奈良教育大学)の時の恩師の研究者が、小野昌彦先生(現・明治学院大学教授・博士)です。

 大きな問題がもう一つあります。学校臨床心理士の研修会で、「臨床心理士の仕事は、不登校を治すことではない」、と、愛知県学校臨床心理士会の女性幹部が研修会で堂々と発言していることです。県教育委員会もこのような発言を許していること自体が問題ではないでしょうか。

 私は、岐阜県のスクールカウンセラーもしておりました。このような発言などされるような雰囲気ではありませんでした。県教委は率先して不登校の改善の方策を示して改善の方向を目指しておりました。


 不登校の子どもを持つ保護者がこのような発言を聞いたらどう思うでしょうか。治すつもりもない、能力もないスクールカウンセラー(臨床心理士)に熱心に通っても、苦しみは減らない、治らないと知ったら子どもや保護者はどう思うでしょうか。不登校に関して、臨床心理士の役割は、もう一つ、不登校の未然防止ということあります。

 学校臨床心理士の全国研修会でも、県段階の学校臨床心理士の研修会でも、いかにレベルを上げるか、研修をして臨床技術を上げるかが、目標となります。

 このような姿勢では、どれだけ、スクールカウンセラーを増やしても、能力のないスタッフでは福祉に貢献できないことになります。国家予算の無駄遣いです。毎年、文部省が不登校の数を発表します。不登校を減らすために、改善するためにどうするかが臨床心理士の課題であることは常識です。臨床心理士はこのことは自覚しているはずです。

 医師は不登校を治せる人はほとんどおりません。医師は医学的観点から症状の軽減を図ります。養護教諭や教員がいまだに「心療内科へ行きなさい」と保護者、子どもにこのような発言をしている人がおります。不登校への支援は、まだまだ問題だらけです。
 

 友人の中に、私は、不登校が専門だと言ってくれる人がいますが、私は、不登校ばかりでなく、トラウマからの回復支援もやりますし、うつ病の人への復職支援など幅広くしております。
posted by 花井英男 at 15:36| 不登校への対応