2018年10月29日

今西英雄先生の展覧会  2つ

今西英雄先生からの
「展覧会のご案内」



県立惟信高校の時の同僚であった、今西英雄先生(美術科)から
いつもように展覧会の案内を頂いた。


3つの展覧科の案内だった。そのうち、2つの展覧会に出た。


私は、惟信高校時代から先生の作品展に触れた。先生の「水温む」という、早春の雪景色の小川の春の風景が好きだ。先生のファンの一人となった。


ずっと作品展には見に行っている。作品のタイトルをつけるのは、大変気を使われていることを伺ったことがある。


先生の2つの展覧会を見て、私の感想を書きます。


第3回 旭美TEN
愛知県立旭丘高等学校 美術科10期展

2018年10月16日(火)〜21日(日)

会場:電気文化会館5F西ギャラリー

地下鉄 伏見


旭美TEN 作品目録

1安藤順子 工芸(レリーフ)
2板倉圭子 油彩画  水彩画


3井上 学 油彩画


4   今西英雄   パステル画

「カッパドキア」

「エルジェス山遠望」


5後藤真子 工芸(レリーフ)
6小室定子  木彫


7近藤国彦 レリーフ 彫塑
8西郷孝子 工芸(傘) 水彩画


9杉山正純 日本画
10 寒川公美子 日本画 掛け軸


11出海恵子 俳画
12寺島喜代子 アクリル画 水墨画


13西村康孝 工芸(盃 徳利 タンブラー)
14西脇三千估 写真


15平井照子  版画
16星野高志郎 紙立体


17 水谷 干城 アクリル画
18山田幸代 工芸(着物 帯)


19池上喜久子 工芸(織物)




会場には、神内先生の作品集・「河童の足跡あと」、扇子に描いた先生の絵などが展示してあった。

昔、神内生光先生(旭丘高校・美術家科教員)の自宅に、三浦寛君(惟信高校同僚)と日本画を買いにお邪魔したことがあった。

旭丘の卒業生が尊敬している先生である。
今西先生が尊敬していると、伺ったことがある。

なつかしい神内先生の作品である。
旭丘の卒業生は、神内先生を尊敬していることが分かる。


さて、今西先生の作品は、広大な風景画だった。明るい茶色系統の作品だった。
今の先生の気持ちはこういう気持ちだろうかと、推察した。

平和と静けさを愛する先生だ。

あと1つの展覧会を見たい。

濃彩パステル展
 
「日本画からパステル画」
日時:2018年10月25日(木)

妙香園画廊

地下鉄 栄



東京の認知・行動療法学会へ行く直前に栄の展覧会に立ち寄った。
妙香園のお茶の香りが漂う店に入って、どこから画廊に入るのだろうと思っていたら、妙香園の店員が案内してくれた。


3階までエレベーターで上がった。
画廊に入ると、他のお客さんと話中だったが、すぐに先生が挨拶をして迎えてくれた。


先生の説明が聞こえてくる。昔と見方、描き方が変化した経緯を話されているのが聞こえる。「そうなのか」と聞きながら、絵をマイペースで見た。


「全体的に色調が明るくなった」と話されているようだ。私もそう思った。
画家が、老齢になると色調が明るくなるという風に、私は思っている。


先回の展覧会でも思ったが、今回もそう思う。先回は、中国旅行の絵画だったと思う。
今回の作品展は、今までの作品を時間の系列で並べたと言われた。
作品を絵ハガキでにしているので、5枚買った。


絵葉書は次の通り。

晩秋の高原(開田)2016年

黄昏(裏磐梯)2009年

枯れ水車(日本画)1989年

安曇野犀川 2018年

昼下りの城跡(苗木城) 2017年





今西先生との交流は惟信高校時代からずっと続いている。
このまま、続くと事を願っている。
作品をどんどん残して頂きたい。


すばらしい作品を見せて頂き有難うございました。


先生の活躍しているところ
檸檬の会、檸檬の会DAY、名鉄カルチャーサロン西春の教室講師
絵画団体英遊会 代表




posted by 花井英男 at 11:37| 文学・芸術

2018年10月16日

第57回ーU美術集団8月展

第57回―U 美術集団8月展
企画展示 「3・11とフクシマ」

2018年10月16日(火)〜10月21日(日)
名古屋市博物館3階ギャラリー第7室




高校時代のクラスメートの森泰之助君から案内を頂いた。いつも案内を待っている。

近くなので行きやすい。


彼の作品は、パステル画。

「静かな御岳山」   森泰之助

「夜明けの犬吠埼」   森泰之助


「静かな御岳山」は好きな風景画だ。穏やかな山だ。だがあの悲劇のあった山。
一つ間違うと怖い。私は登ったことがある。出来ることなら静かにしてほしい。
だが、突然どうなるか分からないから怖い。

森君は風景画がうまい。

この美術集団8月の主旨が好きだ。


:私たちは、美術を愛し、人を愛します。
:私たちは、表現の自由を尊重します。
:私たちは、人間の尊厳を否定する戦争に反対します。
:私たちは、過去の芸術の業績を今日に生かし、新しい美の創造を目指します。



美術集団8月の会の発展を祈ります。




posted by 花井英男 at 19:19| 文学・芸術

2018年10月12日

佐光亜希子洋画展 名鉄百貨店美術サロン

佐光亜希子洋画展
時が世界を歩く

日時:2018年10月10日(水)⇒16日(火)
名鉄百貨店本店「本館」10階美術サロン


佐光亜希子先生略歴

1965年女子美術大学に学ぶ。1980年日洋展にて受賞。1982年新芸術展にて受賞。
1985年女流洋家協会に出品(〜90)。1994年画集刊行。
月刊マネージメント表紙絵担当(2年間)。1998年文部大臣奨励賞受賞。
2004年画文集「佐光亜希子の世界」刊行。2008年絵本「花の国のためいき」刊行。
仏・サロンドートンヌ会員。




佐光亜希子先生の洋画展に始めて見に行くことが出来た。
先回はうっかり忘れて見損なった。先生にお詫びを申し上げた。

中日文化センターの「英詩を読む」講座の後に、名鉄百貨店に急いだ。
久しぶりに名鉄百貨店にいく。
会場に入り、先生のお顔を拝見し、『おめでとうございます』と申し上げた。


後は一人で、ゆっくりと一つ一つの絵をみた。値段を見ると、安くて20万円位で、200万円、380万円の値段のついているものばかり。

一目見て、みんなすばらしい作品ばかり、佐光ワールドの世界だ。



明るい、肯定的な世界、抽象的な絵があるが、親しみやすいものばかり。
先生は、「好きな絵だけ見て下さい」というが、みんな好きな絵ばかり。
あいにく手の届かない、値段がついている絵。それでもいい。


全ての人を受け入れる、包容力の大きな性格だと思う。
中日文化センターの岩崎宗治先生の講座を初めから、13年間、支えてきた佐光先生。
時々、講座の時に、立ち話をして、世界中を旅行して絵を制作していることなどを聞いていた。

日仏協会、日英協会、日米協会などに関係しているようだ。フランスでも個展を開かれている。世界中で活躍しておられるようだ。楽しみであった。先日の中日ビルさよならパーティで、ゆっくりお話を聞いた。決していばらない。気さくな方だ。


今回、名鉄百貨店の企画の展覧会が催されたと先生は言っていた。
東京でも個展を開かれ、岩崎宗治先生は、はるばる岡崎から、東京の個展会場まで行かれたと言われたことがる。

作品を鑑賞しているうちに、中日文化センターの「英詩を読む」の参加者も会場に数名が連れだって入ってきた。
岩崎宗治先生も入ってきた。


デパートの方のお誘いで、佐光先生を囲んで、皆さんでテーブルについてざっくばらんに話をした。しばらくの間であった。素晴らしい時であった。


懇談をしているとき、岩崎宗治先生が、私たちが座っている、そばの絵を指さして、「この絵は、雑に描いているね」と言われた。それについて、佐光先生が、画家として面白いことを言われた。

「すべてを細かく丁寧には、描きません。すべてをていねいに、細かく描いてしまうと、焦点がぼけてしまうので、荒っぽく描く部分が出てくるのです」と説明された。なーるほどと思って聞いた。

また、先生は、アトリエに3点くらい、作品を同時に並べて、描いているとのことである。今日は、この作品を描いてみよう、次の日は、あっちの作品を描いてみようと。


佐光先生からチョコレートの菓子が出た。
私はせめて作品名だけでも留めておきたいと思い、手帳に全部を書き留めた。
100号か150号か分からないが、大きな作品が多い。勿論、小さな作品もあった。


それが次の通り。

先生の会場の入り口には、
大きな作品の「赤い帽子の女」が出迎えてくれた。感じのいい作品。佐光先生の分身のように感じた。

1. アネモネ
2. ヒマラヤのブルーポピー

3. 想いでのサントロペ
4. プラハのバラ

5. マントウア
6. 輝きてあり

7. トレドの月
8. 思い出うるわし

9. 炎の天使
10. 胡蝶蘭

11. ばら
12. ミモザと花水木

13. ヴェネチオ
14. 明けゆくピラミッド

15. シャボン玉
16. ナイルのたまもの

17. パリ・セーヌは流れる
18. プロバンスの窓辺に

19. 窓辺の花と鳥
20. マヤロードは緑なりき

21. 赤い花・パリの月
22. スーダンの女王・ケンダック

23. 世界は謎に満ちている T
24. 世界は謎に満ちている U

25. インカ帝国
26. 幸せの国  マリ共和国

27. 白い花
28. 悠久の刻、白い巨人

29. 翔・スペイン
30. ペルシャ幻想

31. 私のローマ


先生は、文字通り世界中を旅行した。ヨーロッパ、アフリカ、南米、エジプト、ヒマラヤなどなど。それらの作品を描いている。偏った世界ではない。万人向きの世界だ。明るい、肯定的な世界。楽しい世界だ。本当に珍しい。世界の文化の中に何かいいところを見つけ出して、それを伝えようととしている。


こういう大きな作品は、病院、図書館、学校、会社、地下鉄の廊下に飾られている場合が多い。佐光亜希子先生の作品が、もっと、もっと、たくさん、沢山買い取られて飾ってほしい。


先生の作品はもちろん、買い取られているが、もっともっと街の中に出回ってほしいと思う。先生の作品を見ていると明るい気分になってくる。
暗い話題の世界に明るさを与えてくれる。


会場で、佐光先生を囲んで、岩崎宗治先生も参加して、「英詩を読む」講座のメンバーが話した時、私は、「先生の作品は、明るい、肯定的な世界ですね」と発言したら、皆さんも賛成してくれた。さらに、私が買った、先生の絵本の説明をしてくれた。

私は、先生の作品集や絵本を販売していたので、英語の絵本を買った。
“A Sigh of Wnd in the Country of Flowers”
Akiko Sako
&
Noriko Sasaki
絵本の日本語訳は、「花の国の風のためいき」。


この絵本は、佐光亜希子先生が女子美術大学の入学時から知り合った、クラスメート、ささきのりこさんの作品を絵本にして、詩を付けたもの。ささきのりこさんは、いつも佐光先生を励ましえくれたという。
それを岩崎宗治先生が英訳をした。すばらしい英訳だと、佐光亜希子先生は付け加えた。

ささきのりこさんは、50歳でサヨナラも言わずに亡くなった。フランスで個展を開いたときには、フランスまで駆けつけてくれた、生涯に出会ったすばらしい友人であったと。

思い出に、ささきのりこさんの作品に、自分の作品を最後に付け加えて絵本にしたと、皆さんに言われた。
ほのぼのとする絵本である。

佐光亜希子先生のこれからの益々のご活躍を期待しております。






posted by 花井英男 at 16:01| 文学・芸術