2022年12月26日

今西英雄 濃彩パステル 画集出版記念展

今西英雄  濃彩パステル画集出版記念展

日時:2022年12月22日(木)ー27日(火)

会場:5/R Hall& Gallery

地下鉄  千種駅から3分

 26日の中日新聞朝刊で、今西英雄さんの美術展の大きな記事を見た。4段にわたる先生の写真付きの大き
な記事だ。早速出かけた。千種駅の近くにあるようだ。地下鉄の5番出口から3分、とある。実際に行ってみると、5番出口は、現在、工事中でふさがっていた。もうこれでパニックになってしまった。

駅長室にに駆け込んで、若い職員が親切に教えてくれた。少し落ち着いた。河合塾の近くだという感じだ。最初、1番出口に出た。全く見当違いのところに出た。4番出口から出るのが良いと教えてくれた。交差点を渡ってすぐに、南に入ると、すぐに、「5/R Hall & Gallery」の案内板を見つけた。

11時開場と出ていた。もう2,3分だ。ほっとした。観覧者が続々と集まて来た。すぐに会場のスタッフが、どうぞ入ってくださいと、案内してくれた。よかった、よかった。今西先生は来ていない。1時ころに来られるということだった。また、会いに来ればいいや。部屋に、「濃彩パステルの世界」、1冊千円と出ていた。

今西先生の絵は、同僚として、県立惟信高校に在職中から、好きで購入し始めた。会って挨拶したかった。4部屋くらいに分かれて、展示してあった。会えないのが残念であった。画集の巻頭言に、堀尾一郎先生の言葉が出ていた。うれしかった。お二人とも長く、お付き合いしている。


今西先生がパステル画に深く専念してこられたことを、堀尾先生が紹介している。今西先生はパステル画の歴史を詳しく書いておられる。今西先生の風景画が好きだ。心が落ち着く。部屋に飾っている。円空仏の彫刻の絵も絵葉書でいただいた。「十二神将、音楽寺」だ。「濃彩パステルの世界」の絵ハガキも購入したか、頂いた。手元にある。パステル画をライフワークにしてこられたことを初めて知った。

パステル画といえば、高校時代の故森泰之助君が描いてくれた、北アルプスの梓川の森の風景画は、パステル画だということに気が付いた。日本では、パステル画は、重視されていないと、今西先生はいっておられる。
今、私の部屋に、今西さんの「晩秋」の絵がかかっている。

 また、もう一つの版画が部屋に飾ってあります。

 円空版画「十二神将 辰神」 音楽寺 (江南市)今西英雄作
「四十余年、ライフワークにしている円空版画の集大成を還暦の未年から12年の一回り72歳を目指した作品です。シルクスクリーンによる孔版画ですっています。技法は簡単に例えればプリントゴッコを絵画的にしたものです。本年は愛する息子(竜太)を亡くしました。供養のためにも飾って頂ければ幸いです。」




















posted by 花井英男 at 15:37| 文学・芸術

2022年12月12日

日本人の心- 冷泉為人氏の講演

令和4年度 心の健康・文化フォーラム

子どもの「こころ・いのち」に応える文化創造を考える
―ともにコロナ危機から立ち上がる中でー


日時 2022年12月11日(日)10:15〜17:00

会場 国立京都国際会館メインホール (京都市左京区)

京都地下鉄  「国際会館」駅

基調講演  日本人の「こころ」と「ことば」と「やまとうた」
―王朝人の「古今集」とその後の歌集と物語と芸術論をめぐってー

冷泉為人氏 (冷泉家第25代当主)/ 公益財団法人冷泉家時雨文庫理事長)

主催 公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会


 朝早く名古屋を出て、大好きな国際会館へ出発した。
途中、新幹線の窓から見える田園風景は、ボーとみているだけで、こころが穏やかになった。いい景色だ。こういう時しか味わえないと思って風景を楽しんだ。


6千人の応募に、運よく1400人の中に選ばれた。「国際会館」駅から、会場への通路は、工事中のため、いったん、地上に出て大回りする道を歩いた。

昼休みの昼食は、食堂を解放してくれたので、食堂でとろうとした。食堂の外も解放されて、机が用意してあったので、ベランダの机に弁当を広げた。となりに男性が座っていたので、「どちらからきましたか」とたずねた。さびしいから話しかけた。「京都から」「地元からで、いいですね」

「どちらからですか」と聞かれ、「名古屋からです」、「1時間ぐらいですか」、「そうです」
「冷泉さんは養子ですよ」京都のどこに家があるか、教えてくれた。

「この山、比叡山ですよ」「え?これ、比叡山ですか」くっきりと晴れた空に、比叡山がなだらかな不等辺三角形の形で、きれいに見えた。驚きであった。こんなに近くに見えるとは。


そのベランダから見える庭の風景がすばらしい。いつも研修でここへ来るときは、大きな庭を散歩するのが楽しみだ。写真に撮って、私は、いつも楽しんでいる。ここのベランダからの風景もいい。

今回の研修は、冷泉為人氏の講演が楽しみで来た。詳しい資料をA4で8枚くらいもらった。驚いたのは、会誌ACADEMIA NO.189 2022.12 一般社団法人全国日本学士会 の本をもらった。

『「日本人の心」について興味があり、少々知識があったので、「アカデミア」No.147に、「王朝人の心」を書かせていただいた。』とのことであった。

あらためて、日本人の心、言葉のことを考えてみようと思った。高校生の時の古文の授業の気分になった。面白いと思った。家に帰り、広辞苑で「こころ」を調べると、なんと、7頁にわたる。読んでいて面白い。










posted by 花井英男 at 08:45| 文学・芸術

2022年11月13日

HSE48 The 4th Concert

HSE48 The 4th Concert

令和4年11月13日(日)13::開場13:30開演

愛知県芸術劇場小ホール


入場無料

出演

演奏 HSE48バイオリンアンサンブル

指揮 辻 昌宏

ピアノ小関洋子

歌【客演】まほろば遊 (元宝塚歌劇団)

「プラチナのように」

ドラム【客演】魚住英史

曲目

 映画 「ザ サウンド・オブ・ミュージック」より

朝の讃美歌

サウンドオブミュージック

私のお気に入り

ドレミの歌

エーデルワイス

すべての山に登れ

J.S.バッハ メヌエット

J.Sバッハ G線上のアリア

みじかくも美しく燃え

マイウエイ

時代

プラチナのように



日曜日の午後、バイオリンアンサンブルの演奏を楽しんだ。素晴らしい演奏だった。11月3日の名古屋市公会堂での憲法記念の集会の時に、初めて、演奏を聞いた。本日の演奏の案内をもらった。

指揮者の辻 昌宏は、金沢大学フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めた経歴を持つ。その後、大学院工学研究科を修了し、大手電子部品メーカーに就職。

しかし学生時代に経験した予備校講師への情熱が忘れられず、大垣市で学習塾を起業。さらに若者だけでなくシニアにも教えられないかと、バイオリン教室を開講した。

21年には、名古屋市中川区にHSE名古屋事務所を開設、4周年となる今年、オリジナルソング「プラチナのように」を作詞作曲。

辻 昌宏さんは、音楽活動ではなく、社会活動。バイオリンの技術はもちろんだが、それ以上にメンバーが元気で仲が良いこと、これが一番大事です、と話す。

自ら、バイオリンを弾いて、歩きながら、バイオリンを弾いて、指揮をする姿を、公会堂で見た。気さくな感じの方だ。演奏している曲目も、私のように素人が聞いて、感動する内容ばかりだ。

さらに、メンバーのことを気遣っていることに注目したい。彼は言う、 「この活動を通じて生徒の皆さんが人生を振り返るときに『いい人生だった』と思えるようにしたい」と話す。とかく、自分の満足するように仕切りたかがる人が多い。そうではない。素晴らしい生き方だ。

これからの発展を期待します。











posted by 花井英男 at 17:32| 文学・芸術