2019年04月14日

報道写真家  大石芳野さんの歩み

報道写真家  大石芳野さんの歩み

NHK日曜美術館
2019年4月14日(日)


【出演】写真家…大石芳野,【司会】小野正嗣,柴田祐規子


番組内容


報道写真家・大石芳野(74才)の作品展が東京の写真美術館で行われていることを紹介した。

「戦争は終わっても、終わらない」というテーマを追い続けている。


現在も長崎、広島に生きている高齢の被爆者にあってどう生活しているか訪ねる姿を紹介している。

写真を撮った人たちとの交流を続けている姿。一度、写真を撮りそれで終わりということではなくて、その後も訪ねて、交流している。

浦上天主堂の祭壇に飾られている、被爆したマリア像とそれにまつわるエピソードを神父が語った。

被爆し、崩れ落ちた廃墟の中から、黒焦げになったマリア像の首が見つかった。
それを大切に飾っている。


4歳頃被爆した女性が、静かに花を栽培しながら、余生を生きている姿。


幼少の頃被爆したが、防空壕で生き残り、家を建て、結婚し、静かに夫婦で生きている人。

コソボ紛争で引き裂かれてしまった、少年の姿。思わず涙があふれた少年の目。

写真家・大石芳野さんは半世紀にわたり

世界の戦争を取材してきた軌跡を取材した。


若い頃、ベトナム戦争の頃、米兵が背後に映っている戦争の現場に入る彼女の写真が写った。

世界中を取材している様子。

彼女がカメラを向けるのは、戦争の悲惨な現場ではなく、
戦争後の弱い立場の女性や子供たちの姿である。

子どもや、女性たちの姿・顔が物語るのは何か。
悲しみ、愁い、嘆き、絶望、生きる希望など。

人間の尊厳。

戦禍の犠牲となりながらもまっすぐに前を向く、凜とした姿に心打たれるという。

今、大石さんは、「やり残すことができない仕事」と長崎の被爆者たちの写真集に取り組んでいる。

74年前の出来事で傷痕を抱えながらも前を向いて歩んできた長崎の被爆者たち。

番組は大石さんの長崎取材に同行するとともに、東京都写真美術館での作品展を紹介、

写真家・大石芳野が半世紀にわたり見つめてきたものに迫る。

写真は、一瞬の姿を映す。俳句が一瞬の姿をとらえることと共通している。








posted by 花井英男 at 11:39| 文学・芸術

2019年04月07日

英語読書会

英語読書会

日時:2019年4月6日(土)13:30~15:00

場所:安城市図書情報館 アンフォーレ3階

JR 安城駅

内容:村上春樹訳 アメリカ小説を読む
Raymond Carver, Will You Be Quiet, Please?
New York:
Vintage Contemporaries, A Divisin of Random House,Inc.,1992

レイモンド・カーヴァー、村上春樹訳 「夜になると鮭は・・・」
中公文庫1989



駅を降りて、アンフォーレまでの道には、新実南吉の童話の物語が、あちこちのビルの壁に描かれている。ただの広告だと思って通り過ぎていたが、そうではなかった。

ベンチには、新実南吉の銅像が座っている。大きな石の板に、南吉の作品が刻み込まれている。あちこちに置かれている。

アンフォーレの中のテレビ画面の画像の大きさに驚く。

英語読書会


今日の会合は参加者が増えた。なごやかな雰囲気で、成田君が司会をしてはじめていた。

「千の風になって」2つの和訳の紹介。


A thousand winds の英語が2つ紹介された。
Author Unknown とMary Frye’s original version.

新井満がAuthor Unknownを独特の訳をした。
ユニークな訳。だいぶかけ離れた訳だ。

英文2種類と2種類の和訳。
やはり内容が違う。

中国の大学で教えた成田君は、これを紹介し、授業の始めに学生と歌った。日本語の勉強にもなった。

アメリカで日本語教育をしていた女性も、この「千の風になって」を紹介した。

成田君が朗読した。

女性が朗読した。

「千の風になって」の内容に触れた。ケルティックだという指摘。

アニミズムの内容という指摘。クリスチャニティではない。

インディアンの精霊がある。

アメリカは移民の国で、母国に帰れない。会いに行けれない。という事情の中での、
死を迎えた時の歌。

ラングストン・ヒューズの詩。
「アメリカを再びアメリカにしよう」の訳の紹介。

黒人のアメリカンドリームの歌。
「アメリカはこの僕にいちどもアメリカであったためしがない」

ハレム・ルネッサンスの歌。


アメリカ現代作家、ヴォネガットの紹介。


カート・ヴォネガットの「スロータハウス5」の英文と訳の紹介。

カート・ヴォネガットが、ドイツ戦線で兵士および捕虜として戦争で経験したことは、後の作品に深い影響を与えた。


英文、和訳、4頁の紹介。

ドレスデンの都市を英仏の空軍が無差別爆撃。

東京大空襲、広島の原爆と同じ。


レイモンド・カーヴァーの作品を数頁進んだ


posted by 花井英男 at 11:05| 文学・芸術

2019年03月22日

中部  二科展  愛知県美術館

二科展

2019年3月19日(火)―24日(日)
共催:中部二科会  中日新聞社  CBCテレビ

愛知県美術館 8階
地下鉄 栄



堀尾一郎先生(二科会評議員)から招待券を頂き、美術館に出かけた。

今回の出品作品は、「ルーマニアの聖母子」
審査員 堀尾一郎


カトリック教徒としての信仰からの制作。
二科展の作品群の中で、異色の作品。
先生が追求してきた、ガラス絵。

作品を見ていると、不思議と安らぎを感じる。
深い信仰心に支えられていると思う。


先生の作品には、聖書を読み込み、作品に活かすという気持ちを持っておられる。

聖書を常に読むというバックグランドがある。

なかなか出来ないことだ。

北川民次と親交があり、反骨の精神を持つ。遠藤周作とも親交があった。
東北の大震災にも関心を持ち、鎮魂と弔意の制作活動をされた。

県立高校の美術教師として勤務された。
毎年、ヨーロッパ各地の旅行して制作活動を続けている。


先生のいつまでもお元気なご活躍を祈ります。


エネルギッシュに制作活動を続けておられる。

3月9日(土)から5月25日(土)まで6回にわたって、

「画家の目で見た芸術家とその時代
堀尾一郎の芸術サロン講座  一緒に美術の世界を旅しましょう」

時間:11:00~12:30
講義と映像  珈琲 / 紅茶付き

1回3000円
池下 アート倶楽部カルチェラタン 池下駅
を開催される。



幾つかの作品を足早に見た。
絵画の部では、先生の作品以外に面白いと思ったのは、

「まだかな」  笠原  羽沙
子犬が、餌を待っている風景。
立体的な絵で、犬が画面からうき出るような感じ。

かわいらしい。
犬は大好きだ。


もう一つは、

「三河の山村」  小嶋 以澄

平凡な愛知県の三河の山村の景色。

こころがなごむ。

私は風景画が大好きだ。風景画が少ない。




写真部では、一枚の瞬間をとらえた写真が面白いと思った。





作品を見るだけだが、結構エネルギーがいる。



静かな館内で、家族か友人と語らいながら、見ている風景を見た。


午後のひと時を過ごした。

中日ビルの横を通った。あと数日で閉鎖すると予告があった。


矢場町で、4月からの中日文化センターの講座「英詩を読む」の申し込みを済ませて、家に帰った。




posted by 花井英男 at 16:10| 文学・芸術