子育ての知恵を学ぶ
子どもの問題行動の対処の仕方、子どもの伸ばし方
子どもの問題行動の対処の仕方、子どもの伸ばし方
2015年5月4日(月)NHK総合:8:15−9:00の番組、「奇跡のレッスン!世界最強のコーチと子どもたち サッカー・あの監督が1週間特別指導 親も涙」を見られた方はいるだろうか?
ついつい引き込まれるように見た。見る価値のある番組だ。
ここで保育園での母親と子どもの場面を紹介する。子どもの問題行動にどう対処するかを考える場面である。
私は、夕方、孫を保育園に迎えに行くことがある。孫の成長を見るのが楽しみで保育園へ行くのは好きだ。
あるとき、或いは、時々、孫は知らぬ間に友達と隠れてどこかへ行ってしまうことがある。私が慌てふためいて探すのが孫たちは面白いらしい。慌てふためいていると、近くにいる母親が私に、どこにいるかヒントをくれる。
見つけると、孫たちは「ああ、面白い!」と言ってはやし立てる。こちらはオタオタスルバカリダ。
しかし、こういう時ばかりではない。若いお母さんが、夕食の弁当を巡って、「箸をつけたから、これを食べなさい!」「いや!いやだ!」と駄々をこねて、子どもが言うことを聞かないので、かなきりこえをあげて、子どもを従わせようとしている場面に出会う。すべての親がこういう対処をしているとは限らない。1日の勤務を終えて、疲れて保育園に来て、言う通りにならない子どもを、力でねじ伏せようとしている。時間に追われて生活しているから、思う通りに行かないと、爆発するかもしれない。
私はここで、「叱らないしつけ」、「叱らない教育」を提案したい。
NHKの朝の番組に出演した、ミゲル・ロドリゴ監督(フットサル日本代表監督)は12−13歳の少年たちをまったく叱らなかった。決して叱らなかった。叱らないで、教育するコツを使っていた。
これは学問上の言葉でいえば、「応用行動分析」の方法です。
詳しくは、奥田健次先生のやさしい、「叱りゼロで自分からやる子に育てる本」、「子育てプリンシプル」に詳しい。
1週間の教育成果は、他のチームとの試合に9対0で完勝した。
母親たちが、監督に子どものしつけ、教育をどうしたらいいか?熱心に質問していた。
監督はどんな言葉を発したか?
@ 背中を押してあげれば、飛躍出来る子どもたちがいる。
A リスクのないところから学べるものはないんです。失敗したらやり直せばいいんです。失敗したその場で試合をストップし、こういう風にしたらどうかと教える。
日本には、昔から、根性論や気合い論がある。よくビンタをはったり、怒鳴り声を発する体育教師・クラブ顧問がいる。体罰顧問は多い。
B 一番鍛えるのものはこころです。「ミゲル監督の指導は、子どもたちが気づいていない強みを見つけて、ほめて伸ばし、生かしてあげる。」
ほめる教育である。自発的にいいプレイをしたら、そこで、試合をストップして、そのプレイを皆の前でほめる。ブラック企業の幹部にこのこつを見習ってほしい。また、欠点を見つけて、自分の思う方向に教師を教育したがる、教育委員会の指導主事、教頭、校長などに見習ってほしい。
C 「どんな子供にも光るものはある。」
自信のない子には自信をつけるように、プレッシャーに打ち勝てるように、
「できたら、ほめる」「ウマい!!ウマイ!!」監督が何度も言っている。子どもはうれしい!
D 名選手にたとえられた少年がいた。「君は新しいネイマールだ!」そう言われた子どもの笑顔がすごくうれしい!
E 個人プレーで突破してばかりの子には、仲間との絆の大切さを教えるために、自分がゴール出来た時、アシストした子どもの名前を伝え、「○○がボールをくれたんだよ!!」と教え、ハイタッチさせる。
F 自分の才能を周りの人のために使う喜び知ってほしい」と。
G うまくできなかったら、監督自らプレーをした姿を見せ、子どもたちに尋ねる。「何が違った!?」答えを先に言わずに、あくまでも「選択肢を与えるだけ」自分で見つけた答えなら、一生忘れることはないから」と。
H やっぱりうまくいったら、一緒に大喜びする。答えを言わずに自分たちで考えさせ、出来たら、ほめる。