堀尾一郎のイコン
「ガザ・イスラエル・イコンの箱舟」展
2025年年1月21日(火)〜1月26日(日)
電気文化会館西ギャラリー 伏見町
ギャラリートークとコンサート
「日本文化と砂漠の文化を語る
1月25日(土)午後2時〜3時30分」
◆堀尾一郎(画家)
◆石田薫(フルート・オカリナ奏者)◆平野明美(フルート・篠笛奏者)
「ガザ・イスラエル・イコンの箱舟」展
2025年年1月21日(火)〜1月26日(日)
電気文化会館西ギャラリー 伏見町
ギャラリートークとコンサート
「日本文化と砂漠の文化を語る
1月25日(土)午後2時〜3時30分」
◆堀尾一郎(画家)
◆石田薫(フルート・オカリナ奏者)◆平野明美(フルート・篠笛奏者)
堀尾さんから、毎年、個展の案内を頂く。78才になる。中日新聞1月19日にカラー写真付きの「19日から堀尾さん個展」の記事が出た。毎年楽しみにしている。長年イコン(聖画像)に取り組んでいる。教会のステンドグラスの絵と考えてよい。ステンドグラスの教会は私には縁遠い。もう慣れてしまった。
イスラエルとパレスチナの戦争に思いを巡らし「地球は一つの箱舟。互いに歩み寄ることが平和につながる」との思いを込めた、という紹介の記事。これが、堀尾さんの考え・気持ちだ。確かに、こういう風に思うしかない、けどそんなに簡単に思いきれないのが私の気持ちだ。しかし、毎年、明るい、色調の絵ばかりだ。
ギャラリートークが楽しみで参加した。二人の女性の演奏も楽しみだ。堀尾さんのウンチクを聞く。
堀尾さんは、「日本人のイコンは、富士山と花だ」とギャラリートークでいった。面白い発言だと思った。今回、会場に展示された絵は、大小合わせて、沢山ある。確かに、会場に入って、すぐの展示場面は、富士山と花の絵ばかりだ。高くて、とても手が届く値段ではない。でも見ているだけで楽しい。
1987年、エジプト・シナイ半島からイスラエルに入国した、という。エルサレム、ガリラヤ湖、死海のほとりでスケッチをしたという。あの頃は、まだ平穏だったと、堀尾さんは回想する。今、ガザの出来事は目を覆うものがあると語る。その通りだ。新聞、テレビの記事を見るのも嫌になる。新聞、テレビは見たくないと、青年が言う。その通りだ。毎日いいニュースはない。嫌なニュースばかりだ。
二人の女性による、演奏は、ひと時、うっとりとした。イスラエルの国歌、パレスチナの国歌の演奏もした。堀尾さんは、ユダヤの国の数千年におよぶ歴史を述べていた。長い歴史がある。パレスチナの国歌は、元気があった。「地球全体は一つの箱舟」という思いを強くした、と堀尾さんは言う。「私の愉快な箱舟で平和な世界へ導けたら」と願う、と堀さんは述べる。
「生誕130年記念 北川民次展 メキシコから日本へ」 (名古屋市美術館)(昨年、開催)「人間とは何か、その本質を見よ!」、北川民次との交流の新聞記事も配られた。
毎年、堀尾さんに会い、鑑賞するのが楽しみだ。堀尾さんがいつもまでも元気で絵をかいて活躍してくれることを期待します。