2019年08月16日

平和の俳句特集ー中日新聞2019年8月15日

中日新聞 平和の俳句特集

―令和に伝える戦後74年―
2019年8月15日

終戦記念日の8月15日の中日新聞に平和の俳句特集が載った。



黒田杏子さんが選んだ10句の中に、次の句があった。


「安らかに眠れる世かと兜太問う」
山本 幹也 (64)
岐阜県美濃加茂市

この句を読んで、思わず笑ってしまった。本当にそうだ。
俳人金子兜太(昨年死去)と作家いとうせいこうさんが始めた、中日の平和の俳句を見るのが楽しみだ。

金子兜太もそういうだろう。

「安らかに眠ってください。あやまちは二度とくりかえしませんから」という言葉は、常套句になった。

だけど、「安らかに眠れる世かと兜太問う」と思うのは普通だ。
信じられなくなってしまった。

今、民放のTV番組で、夏井いつきさんの「ぷればと」が、人気番組で楽しい。
昨晩は、夏井いつきが選んだ、小学生・中学生の選抜チームと、プレバトの芸能人との対抗の番組を楽しんだ。


昨日は、11才の子が出た。
プレバトチームが僅差で負けた。
その中で、子どもたちの鋭い感覚が光った。

頼もしい!!!

黒田杏子さんの選んだ、次の作品もよかった。

「戦なきジュゴンの海を守るべし」
今別府 勝則(79)
東京都あきる野市

辺野古の基地建設は反対です。ジュゴンの海が守りたい。



同じく、黒田杏子さん選の句。

「戦火逃げさまよう異国敗戦忌」
三浦 靖男(81)
東京都東久留米市

痛ましい戦場を詠んだ句。

「にっこりと笑うだけで平和みたい」
山下  遥耀(15)
名古屋市瑞穂区


私は、近所の人と出会って、笑顔で挨拶することが一日の元気をもらう。
出会いがうれしい。
勇気と希望を与えられる。



夏井いつきさんが選んだ句。

日常の何気ない光景の中に平和のありがたみを感じる句があった。

「向日葵立つわたしはわたしだけのもの」
平木萌子(56)
相模原市中央区

「火は昇る赤ちゃんは泣く花は咲く」 
斉藤博恵(52)
千葉県市川市


「大量の武器買う見出し春炬燵(はるごたつ)」
手塚立夫(72)
千葉県八街市

軍事予算拡大するばかり、もう結構だ。



「8月の空に半旗を忘れてる」
樋口英世(77)
静岡県磐田市

半旗とは、弔意を表すために、国旗などを旗竿(はたざお)
の先端より三分の一ほど下げて掲げること。

今年の終戦記念日の陛下の「深い反省」の言葉は心を打った。




posted by 花井英男 at 18:14| 文学・芸術