2018年05月03日

憲法施行71周年記念  市民の集い

憲法71周年記念 市民の集い

岐路に立つ日本と憲法

第1部

ザ・ニュースペイパー[番外編]71年目の憲法を笑う!

出演・福本ヒデ  山本天心  浜田太一


第2部 講演

改憲問題の新局面と私たちの課題

渡辺治

一橋大学名誉教授、九条の会事務局

2018年5月3日(祝)憲法記念日

名古屋国際会議場 センチュリホール

主催 愛知憲法会議      後援  名古屋市




第1部 

コント集団 ザ・ニュースペイパー


ニュースペイパーという、3人によるコントは爆笑に次ぐ爆笑であった。
こういう芸人がいることは知らなかった。

ニュースのパロディをするグループだ。今の政治状況をコントで展開した。
名古屋は、全国一、訪れたくない都市だが、美味い食べものがいっぱいある、とからかったり、河村市長がパスポートなくしたことをからかったりして笑わせた。


「安倍総理」そっくりを演じた人が、国会での学園問題、モリカケ問題を風刺した。
「菅官房長官」そっくりを演じた人が、本当に顔つき、しゃべり方が良く似ていた。

また、「石破氏」そっくりを演じた人が、目つき、顔付そっくりで、特長を出していた。
野田聖子総務相を演じた人が、特徴を出そうとしていたが、いまいちであった。男の人が演じたので。

また、手話通訳を演じた人の演技が、面白く爆笑に次ぐ爆笑であった。
ニュースをネタにしたコントを次から次へと展開した。

会場は皆大笑いであった。


ニュースペイパーの歴代総理の形態模写の政治コントは、他にまねのできない得意分野という評判だ。その通りだ。


結成以来、ニュースを素材にひたすらライブにこだわるスタイルは変わらないという。
つねに今に生きる社会風刺コント集団。

1階のロービーでDVD、写真集を売っていた。

第2部

渡辺治先生

1947年東京生まれ。東京大学法学部卒。一橋大学教授。専門は、政治学、憲法学。

2004年から「九条の会」発足時から事務局。



13頁に渡るレジメに沿って講演をした。誰にでも分かる言葉で、整然と話すの話し方は、すばらしい。その迫力もすばらしい。

渡辺治先生を紹介する、愛敬浩二さん(名大教授)の文章がすばらしい。
渡辺先生の特徴を正確に描いている。私は、少しうとうととしたが、明解な話し方に目が覚めた。


渡辺治著『日本国憲法「改正」』7000頁に渡る大著はその面白さに丸丸2日間寝食を忘れて読みふけったと、愛敬先生は語る。

膨大な量の事実や言説を周到に用意し、憲法政治を読み解く視点を読者に示す。
講演でも、これは同じであった。ここ数年の膨大な量の政治経過を、整理して分かりやすく説いた。

憲法九条が、いかに、自衛隊が海外で出ても、紛争に巻き込まれることを防いでいるという、現実の大切さを認識しなければいけないと。


アメリカでは、シリアで戦争があれば出兵する。アメリカ国内では、国民の中に、もうすでに長い間、厭戦気分が世の中に行きわたっているという。オバマ大統領時代も、トランプ大統領時代の現在も、どうして、アメリカばかりが兵隊として出て行かなければいけないのか。日本やドイツに対する反感がある。何もしてないじゃないかという。


ドイツや日本が出ていくべきだ。日本は、アメリカから、自衛隊を海外に出すべきだ。紛争地帯に派遣するべきだ。安倍は、憲法を壊して、海外派兵したくてたまらない人物。そのために、憲法九条は、縛りになって邪魔でしょうがない。憲法は交戦権を認めていないから。

日本は、海外派兵しているが、「紛争地帯には入れない」。憲法で、交戦権を禁止している。
憲法に自衛隊明記をしさえすれば、戦前の日本に戻る。



安倍は憲法九条に、自衛隊を明記さえすれば、集団自衛権、交戦権が成り立つ。

また、現在、防衛省の日報問題が出ており、文民統制・シビリアンコントロールが問題になっているが、九条に自衛隊の明記をすれば、全然問題にならなくなる。日報問題を問題にすれば、国民が戦前と同じように取り締まりの対象になる。法的にその準備が出来てしまっている。
安倍の「自衛隊明記」は、それを狙っている。

渡辺氏は明確に述べた。

私たちの九条を守る側の力を結集するためには、相手方の権力の全体構造を解明する必要がある。その状況を、渡辺氏は説いた。

  
最後のまとめ
   本秀紀名大教授



参加者は2700名と発表された。
最後に、愛知憲法会議の事務局長、本秀紀先生(名大教授)は、難しい話をしない。
「ラブ・イズ・オーバー」の替え歌、「アベ・イズ・オーバー」の歌を披露した。
4時になって帰りを急ぐ人を意識し、シンプルにまとめをした。

河村に負けない、名古屋弁で、「マット、まっとうな政治をせよ」

「うそ、偽りのない政治を」を訴えた。

言葉遊びで、次の言葉を披露した。上から読んでも、下から読んでも同じ言葉。

「うそあべあそう」、「うそあべあそう」、「うそあべあそう」


来年の憲法記念日は、「名古屋市公会堂」が予告された。















posted by 花井英男 at 22:38| 戦争・平和