2018年04月29日

ブレインスポッティング紹介ワークショップ

ブレインスポッティング紹介ワークショップ

講師:鈴木孝信先生  国際トレーナー

主催  ブレインスポッティング・トレイニング・インスティチュートージャパン(BTI-Japan)

日時:2018年4月29日 12:30〜16:45

場所:ウィンクあいち 1801室  名古屋駅前



11月頃、名古屋でブレインスポッティング公式トレーニングを開催することを念頭に入れて、ブレインスポッティング紹介ワークショップが開かれた。


参加者は、30名近くで、医師、臨床心理士、大学教員であった。
11頁にわたるレジメが用意された。ワークショップを重ねるごとに、鈴木孝信先生の内容に進化があると思う。実践に基づいて、発言内容が深まっていると思う。


ネットの参加者が10数名が紹介された。
ネット参加者も自由に、会場の参加者と同じように、質問でき、参加出来た。
名古屋に来なくても、自分の家でいながらにして、パソコンを見ながら参加出来た。鈴木先生、西田先生らが、その設定の準備のために取り組んでおられた。


ハイブリッドであると言っていたが、ハイカラなことは私には分からない。
参加費はそれなりに払うのだろうが、便利な世の中になった。
鈴木孝信先生は、情報科学の知識もあるのですごいと思う。


ブレインスポッティングを日頃、実践している立場から、かなり聞いていて中身のある内容であった。
参加者の中には、私の様にPhase2を修了した参加者もいた。初心者を対象にした企画であるが、私たちのようなリピーターも十分勉強に値する内容であった。


鈴木先生は、トレーナーとしての自分の研修歴を紹介された。彼は、大学も大学院もアメリカで修了した。
国際トレーナーの資格が取れたのは語学力とBSPへの情熱からだろう。
ブレインスポッティングの開発者・デビッド・グラントのもとに12回も通っている。


エビデンス効果(あるいは、治療効果)の数は少ないが、EMDRと同じくらいだという結果が出ていると報告した。使いがっては、EMDRよりいいと私は思う。
トラウマへのアプローチは、CBT(認知行動療法)、EMDR,ブレインスポッティング(BSP)などがある。
アメリカのコネチカット州の銃乱射事件後の、ブレインスポッティングの治療効果が大変大きいという結果を報告した。

注目したいのは、この3者の中で、治療後の効果の持続効果の比較が紹介されたことだ。BSPは大きいと報告された。

また、単純トラウマ事例、複雑性トラウマ事例、パニック障害の治療後(6か月後)の効果測定の良かったことを報告した。

ブレインスポッティングの定義の話。どこを見るかで、感じ方が変わる。


鈴木孝信先生は、最近の翻訳した本、出版予定の本の紹介をした。ヤングのスキーマ療法の患者向けの本が5月に出るとのことであった。スキーマ療法の本は、難解であるが、これはやさしいと彼は紹介した。大いに期待したい。スキーマ療法はすばらしいが、伊藤絵美先生、大島郁葉先生の実践向きの本やワークショップがあるが、やっぱり難しい。スキーマ療法がすばらしいと思うが、今一歩難しさがある。

本日は、会場で受け付けの仕事を手伝うように依頼され、喜んで引き受けた。参加者の中に、スクールカウンセラー時代の方から声をかけられた。また、親しい方から、質問を沢山受け、知っていることを紹介した。

臨床心理士、医師の中にブレインスポッティングが益々広がっていくことを願っている。現在、世界中で、1万人以上セラピストがいるとのこと。日本でも、4〜5年前に導入された。日本へ導入されたとき、彼は、通訳として活躍した。医療関係者の間に、急速に広がっている。鈴木先生は、語学力を生かして、身銭を切って、フィリピンへも2度ワークショップに行った。






posted by 花井英男 at 19:31| ブレインスポッチング(BSP)