2017年09月04日

USPT 研究会ワークショップに参加して

福岡のUSPT研究会ワークショップに参加して

第3回USPT研究会ワークショップ
日程 2017年9月3日(日)9:20―16:30

会場 サンレイクかすや(福岡県)
福岡県糟屋郡粕屋町駕与町1丁目6−1

JR 長者原駅  (JR博多よりアクセス良好) 
会費 7000円(ランチ懇親会を含む税込額)


ワークショップ・プログラム

第1部USPTの基本

クライアントへの説明モデル
小栗康平先生の講義―USPTの基礎

症例報告

T 「30代後半、主婦の不安障害」    花井英男

U 「USPTを用いて1回で統合に至った内在性解離の事例
    〜年齢退行法、悲嘆療法が適用できない場合の対処法として〜」   十寺智子

V「USPTを用いた解離性同一性障害の治療ー人格統合までの9回の外来診療」   新谷宏伸


ロールプレイ&ペアで実技演習@


ランチ懇親会
会場にてお弁当を用意



第2部 USPTの実践

デモンストレーション 十寺智子先生

ペアで実技演習A(各自がスクリプトをもとにUSPTを行う。講師は随時指導)
実技に関する質疑応答

第3部 USPT 総合討論・質疑

パネルディスカッション
質疑応答&まとめ



前日に私は、JR篠栗(ささぐり)駅の前にあるお遍路の旅館に泊まった。
駅の正面には、樹木に囲まれた、弘法大師千百五十年御遠忌記念の石の大きな記念碑がある。
宿の女主人に、なぜここに、お遍路があるのか聞いた。


愛知にも知多に四国参拝があることを話した。女主人は、日本には、3つあるという。「愛知には宿はあるか」と聞いた。

私の知っていることを話した。「宿はありません。愛知では、名鉄という鉄道会社が、1年に何度か、参拝を企画し、数千人の人がその日に蟻の列の様に歩き、参拝します。」
興味深く聞いておられた。


笹栗町の観光パンフレット「笹栗  漫遊紀行」のパンフには、空海が唐から帰り、ここに滞在した経緯が出ている。
「篠栗四国は、小豆島四国、知多四国と並んで日本三大新四国として有名である。」

「広大な景勝地の中に八十八か所の札所があり、こころの安らぎを求めて、全国から百万人を超える参拝されます。もともと、笹栗は、唐から帰朝した空海(弘法大師)が修法した霊験あらたかな土地。」

「天保6年(1835年)同地に立ち寄った尼僧慈忍が、八十八か所の創設を発願したのが、笹栗霊場の始まりです。その後を継いだ篤信者藤木藤助翁が苦心を重ねたうえ、嘉永七年(1854年)ようやく笹栗八十八か所の形態が整えられました。」


歴史上、次のように記述されている。遣唐使として中国に空海がいき、唐から帰国した場所が笹栗であった。
「大同元年(806年)10月、空海は無事、博多津に帰着。呉服町に東長寺を開基し、大宰府に滞在する。」

今では、九州各地、山口県など中国地方、奈良など近畿地方、愛媛など中国地方から霊場に参拝に来るという。

篠栗四国八十八箇所(ささぐりしこくはちじゅうはちかしょ)とは、福岡県糟屋郡篠栗町にある、空海(弘法大師)を拝する88か所の霊場の総称。

私は、近くの小さなお寺・本明院(33番)に夕食前に訪れた。地元の人たちに支えられている感じだ。
参拝者のために、土地を提供したという記念碑が立っていた。
笹栗の歴史を垣間見た。宿の主人は、お寺は、真言宗であると言われた。


さて本題の、USPT研究会のワークショップは、大成功だったと思う。

9時に会場に行き、準備に参加した。素晴らしい会場だった。
ここで開催するにあたって、理事の知り合いの方の会場設営、準備などがあった。


地元、福岡、佐賀、熊本、鹿児島、四国の愛媛、兵庫、京都、遠くは、札幌からの参加者もいた。
医師と、臨床心理士が半々くらいの参加であった。看護婦、助産婦、ヒプノセラピストも参加した。

理事長の新谷宏伸先生、理事の小栗康平先生と十寺智子先生の準備に大きくお世話になっていると思った。

練習用スクリプト、資料の中身が充実している。
小栗先生に聞けば、新谷先生と原稿の内容を相当練り上げたとのこと。大変勉強になる内容です。有難うございます。


私が一番今回の内容で勉強になったもののひとつは、十寺先生の、デモンスとレーションである。

クライアント役を引き受けた臨床心理士の青年のセッションにおいて、難しい怒りの処理を見事にやってのけた。

小栗先生の講義も、シンプルにして要を得た内容に感じた。生意気なことを申し上げてすみません。


理事長の新谷先生は、事務局長的仕事から、研究内容まですべてに気を配って頂き、恐縮しています。
参加者の質問に新谷先生と十寺先生が積極的に答えられていた。

今回、ランチ懇親会を開き、理事と参加者同士の親睦を図ったことは素晴らしい企画だったと思います。

更に、最後に参加者全員に一言ずつ感想・質問をして頂き、双方向に対話が出来たことは画期的だった。

皆さん、参加してよかったという意見だった。
京都の精神科医・理事の宮地先生と隣同士に座りお話が出来た。

EMDRの会員の原賀さん、矢野さんと話が出来た。
矢野さんが九大の大学院博士課程でOCDについて博士論文を書くと教えてくれた。

中国人の王さんは、九大大学院の博士課程で解離のテーマで研究中だと教えてくれた。
USPTの会員は随分増えた。2百名になった。

6月に名古屋の国際会議場にて開催された、日本精神神経学会において、USPTのシンポジュームを新谷宏伸先生たちが開催された。200名以上の参加者がいた。そのことで、医師にUSPTが広く知られるようになった。
医師、臨床心理士に広く知られて、内容がますます発展していくことを祈ります。






posted by 花井英男 at 16:03| USPT研究会