愛知県臨床心理士会研修会、東海EMDRの研修とEMDR学会継続研修に参加して
7月7日、14日、27日―28日と研修会の連続であった。県士会の研修後、大学院時代の若い仲間とお茶会をして、来年は仲間を増やして会おうということになった。その後、小野先生から監修した本の紹介をしてもらい、友人に紹介した。それに対して、友人たちから、喜んでもらえた。国立京都国際会館で偶然出会った、行動療法専門の関西の友人に小野先生の本を紹介して、喜んでもらえた。まさに、学問の世界は、日進月歩だ。
東海EMDRでの研修では、強迫性障害の新しい治療法を、岡嶋美代先生から教えていただいた。秋に開かれる、認知行動療法学会の教育講演の内容を、事前に発表された。まさに、学問の世界は、日進月歩だ。新しい知見が、どんどん出てくる。ボーとしておられない。
27−28日のEMDR学会は、午後3時半から、夜10時半までの時間帯で、オンデマンドで講演を聞いた。イギリス時間に合わせるために、この時間帯になった。270頁にわたるテキストで、「ADHDやASDといった神経多用性の特徴を持つ子どもへのEMDR」という内容の講演であった。分かりやすい、内容であった。
講演中にも、資料の情報が入るので、どんどんプリントアウトした。素晴らしい内容であった。アップデートの英文研修資料を手に入れることができた。IGTPの資料:The EMDR Integrative Group Treatment Protocol for Early Intervention with Childrenの内容は、災害直後の状況での児童、成人にも適用できる、グループ治療の内容である。
研修講師は、スーザン・M・ダーカースミス先生。発達障害専門の研修内容であった。先生は、EMDRヨーロッパ公認のChild & Adolescent Training(子供と思春期訓練)のトレーナー&コンサルタント。若いころ、バレーリーナであった。長い間、発達障害の人への実践経験を持つベテランだ。ADHDなどの発達障害の子どもへのナラティブの内容を具体的に提示してくれた。研修後、参加者に配布してもらえることになった。発達障害の子供へのアピローチがこんなにも進んでいるのか、という思いだ。資料の届くのが楽しみだ。