アンフォーレの講演会の感想 続き
アメリカ文学者大橋先生との出会いと別れ
2022年7月9日土14:00〜16:00
アンフォーレ本館 3階 健康支援室・講義室
アメリカ文学者大橋先生との出会いと別れ
2022年7月9日土14:00〜16:00
アンフォーレ本館 3階 健康支援室・講義室
講師:尾崎俊介氏
愛称はアンフォーレ。安城市図書情報館やホールがある本館(公共施設棟)、願いごと広場や公園などの公共屋外施設、民間経営による立体駐車場棟、民間経営による南館(商業施設棟)からなる。
講師:尾崎俊介氏
1963年、神奈川県生まれ。愛知教育大学教授。慶應義塾大学大学院文学研究科英米文学専攻後期博士課程単位取得。専門はアメリカ文学・アメリカ文化。著書に『S先生のこと』
(新宿書房、第61回日本ネッセイスト・クラブ賞)、『ハーレクイン・ロマンス』(平凡社新書)、『ホールデンの肖像』―ペーパバックから見るアメリカの読書文化』(新宿書房)、『紙表紙の誘惑』(研究社)などがある。
1963年、神奈川県生まれ。愛知教育大学教授。慶應義塾大学大学院文学研究科英米文学専攻後期博士課程単位取得。専門はアメリカ文学・アメリカ文化。著書に『S先生のこと』
(新宿書房、第61回日本ネッセイスト・クラブ賞)、『ハーレクイン・ロマンス』(平凡社新書)、『ホールデンの肖像』―ペーパバックから見るアメリカの読書文化』(新宿書房)、『紙表紙の誘惑』(研究社)などがある。
アンフォーレの講演会に参加の感想 続き
講演会で、尾崎俊介先生は、慶応の英文科を目指したのは、中学校の時、父からもらった、大橋吉之輔訳の「アンクルトムの小屋」ストウ夫人著、旺文社文庫を読んだから、と言われた。父親のことは、詳しく言われなかった。
文学関係の研究者のようだ。慶應の英文科に大橋吉之輔がいるということが、頭に入り、大橋吉之輔を目指した。慶應に入るという一念で勉強したようだ。中学生の時にすでに、大橋吉之輔にあこがれた。英文科に入ると、大橋ゼミに入るには、定員が10名なので、厳しい選抜があるということだった。
こういうこともあるのかと思った。憧れの大橋ゼミに入り、これだけの本を読むようにと言われた。アメリカ文学の名作の一覧表を著書の中で紹介している。この中から、卒業研究のテーマを探すようにという意味がある。これが、尾崎俊介先生の人間形成過程だったと思う。
私の小さい頃の経験を話します。小学生2年の頃から、教会の日曜学校に通っていた。日曜学校に通うのが楽しみだった。そこで聞く聖書の話は、新鮮だった。そこで友達と遊ぶのも楽しかった。その教会の文庫に、「フランダースの犬」があり借りて、涙を流して読んだ記憶がある。
その文庫でいろんな本を借りて読んだ。子どもの頃に、名作を読み、自分づくりをしていたようなものだ。貴重な経験だっと思う。