ゴッホ展
響き合う魂 ヘレーネとフィンセント
Collecting Van Gogh
Helene Kroller-Muller’s Passion for Vincent’s Art
2022年2月23日(水・祝)― 4月10日(日)
名古屋市美術館
響き合う魂 ヘレーネとフィンセント
Collecting Van Gogh
Helene Kroller-Muller’s Passion for Vincent’s Art
2022年2月23日(水・祝)― 4月10日(日)
名古屋市美術館
ゴッホ展に行った。ゴッホの作品について、改めて、素晴らしいと思った。すべての絵がすばらしいと心から思った。じっくりと作品を見たのは、今回が初めてかもしれない。会場は、鑑賞者であふれていた。
ゴッホについては、かつて、在職時代、名演の演劇鑑賞会に参加していた時にゴッホの生涯の演劇を見た。統合失調症(かつては、精神分裂病)の症状が出たゴッホの役を俳優が演じた。その強烈な印象が頭に残っている。
そのため、ゴッホの絵から距離を取っていた。作品を見なかった。ずうーと長い間、ゴッホから遠ざかっていた。長い、長い、間、ゴッホから遠ざかっていた。
弟の存在を知っていた。唯一ゴッホを支えていると思っていた。実際にそうだった、弟テオの存在ばかりでなく、その奥さんも理解者だったと知った。その子供も、大きな役割を果たした、と知った。
今回の展覧会では、さらに、ゴッホの芸術に魅了された、女性がいたことを知った。ヘレーネという女性の存在が紹介された。名もなき、女性は、資産家の夫の援助を受けた。ヘレーネは、ゴッホばかりでなく、ミレー、ルノワール、スーラ、ルドン、モンドリアンら作品も収集していた。
ヘレーネは、ゴッホの芸術に魅了された、という。