2021年01月11日

さだまさしの一粒の麦~Moment~

さだまさしの「一粒の麦~Moment~」

2021/01/11 NHK総合 【おはよう日本】

1月11日の朝、NHKの【おはよう日本】で、さだまさしが、アフガニスタンで、中村哲医師が、薬より、水路を作ることが大切だと、活躍したことをたたえて、作曲した歌を紹介した。

「一粒の麦~Moment~」の歌詞。

一粒の麦~Moment~

一粒の麦を大地に蒔いたよ
ジャラーラーバードの空は蒼く澄んで
踏まれ踏まれ続けていつかその麦は
砂漠を緑で染めるだろう

戦に疲れ果てた貧しい人達には
診療所よりも一筋の水路が欲しい
水があればきっと人は生きられるだろう
諍(いさかい)を止める手立てに

Moment
薬で貧しさは治せない
Moment
武器で平和を買うことは出来ない
Moment
けれど決して諦めてはならない

一粒の麦の 棺を担う人に
伝えてよ  悲しんではいけないと

この星の長い時の流れの中で
百年は一瞬のこと

Moment
いつか必ず来るその時まで
Moment
私にできることを為せばよい
Moment
私で出来るだけのことを

Moment
薬で貧しさは治せない
Moment
武器で平和を買うことは出来ない
Moment
けれど決して諦めてはいけない

Moment
夢はきっと引き継がれるだろう
Moment
私にできることを為せばよい
Moment
私にできるだけのことを


コロナ禍についてさだまさしは言う。「心が倒れかかっている。あまり厳しく自分を追いつめないこと、大きく深呼吸する事。」

その通りだ。

中村医師のように「“20年がかりで水を引けば良い”くらいの気持ちで人生を考えながら、きょうを生きられたら、足元ではなく遠くを見る事ができるのではないか」と、さだまさしは話す。

この言葉を聞いて、朝から気持ちが楽になった!!!


ベートーベンピアノソナタ8番「悲愴」を使用した事についてさだは「中村医師のことを歌おうと思ったときに直感で“悲愴”を使おうと思った。後から中村医師はベートーベンが好きだと聞いた」と話す。

すごい偶然の一致!!!「偶然は必然」というが・・・


さだまさしが、中村哲医師にささげた曲「一粒の麦」にある「私に出来ることを為せば良い」という歌詞について、さだは「非常に重要な教え。


私たちはいつも自信なく生きている。何が出来るのか悩むが、出来ない事までやろうと頑張らなくても出来ることだけやれば大丈夫といっている」と語る。








posted by 花井英男 at 10:45| 戦争・平和