2020年05月09日

話せない失語症の人たちの苦悩

【報道特集】
CBCテレビ   2020/05/09  6:30p.m.~

失語症の現実〜
話せず・聞いて理解できず  新聞の番組案内の言葉

<特集> 「話せない失語症の人たちの苦悩」


夕食後、CBCテレビを見ていたら、失語症の人の大変な日常生活、職場復帰への必死の努力、休職期間を最大限まで伸ばしてもらっても、復職できなかった事情を紹介していた。

失語症の種類は、なんと13種類あることを知った。
大きく分けて、2種類であると思う、いろいろなバリエーションがある。

運動性失語と感覚性失語


運動性失語

発話量が少なく非流暢、一般には努力でたどたどしい話し方、言葉の聴覚的理解面は比較的良好に保たれている。読み書きは、かな文字より漢字の方が良好であることが多い。

脳梗塞による運動性失語の典型的経過は全失語のような重度の言語症状の場合もあるが徐々に改善したどたどしい発語が認められるといった経過である。

感覚性失語

発話は流暢である、一般になめらかな発話の割りに内容には乏しく、言葉の聴覚的理解面が著しく障害されるのが特徴。

発話では言い間違い(錯語)が多く出現し、意味不明な新造語(ジャーゴン)もみられる。急性期ではしばしば多弁であり、障害の自覚に乏しいことが多い。

よく認められる症状は聴覚理解障害、復唱障害、錯語、ジャーゴン、語想起障害などである。

社会復帰への道

この番組では、東京地方での失語症の人への言語聴覚士による訓練風景の紹介、絶望から立ち直り、同じ障害を持つ人たちへの支援者養成の道を歩こうとしている人を紹介していた。

なんとか元の職場へ復帰したが、一人前に仕事ができなくて、先輩職員が支援の仕方を何回もやり直して、出来る新しい仕事を見つけて取り組む姿を紹介していた。


東京での若い失語症者の集いを紹介していた。

脳血管奇形の男性、交通事故・脳挫傷失語症の人は全国で30〜50万人いると推定。
その9割が脳の血管障害によるもので、高齢者の占める割合が多いが、働き盛りの現役世代も少なくないということであった。

そんな人たちが地域でグループを作り、定期的に交流会を開いている。


失語症を説明するとき、当事者や支援者がよく用いる表現は「全く言葉の分からない外国に突然放り出された状態」。


特に若い世代のショックは大きく、孤独感、疎外感から引きこもってしまう人も多い。
東京・世田谷区で夫と暮らす失語症の女性は、失語のほかにも脳に障害があり、複雑な作業をするのが難しいため料理は夫がほとんどこなしている。


病気になるまで看護師をしていた。
7年前、脳出血によって話し好きの女性は失語症になった。
家に閉じこもるようになったという女性がそのころの気持ちをつづった詩を紹介。
女性に支援の手が差し伸べられた。




posted by 花井英男 at 20:47| 日記