2017年07月27日

瀬戸内寂聴の言葉  『無常』

瀬戸内寂聴写真展

主催
 
徳島県名古屋事務所   徳島県立文学書道館

2017年7月27日(木)

場所  中日ビル  2階廊下



中日文化センター講座「ジョン・キーツを読む」の後は、2階の喫茶店で友人と一服して、その日の講義のこと、関心を持っていることを、話をして帰ることになっている。

いつもの通り、いろいろ教えてもらったり、感想を言ったりして、喫茶店を出た。
出たすぐの廊下で、「瀬戸内寂聴写真展」をやっていた。


寂聴さんには尊敬の気持ちと関心を持っていたので、一通り見た。
幼児の写真から、95歳の現在に至るまでの人生の節目の写真がコンパクトに展示されていた。

写真の最後に、『無常』という短いことばが出ていた。
寂聴さんのこのことばに感銘を受けた。
思わず涙が出た。

今、死にたいと思っている人に
生きる意味がないと思っている人に
人生のどん底にいる人に、
この短い言葉が、少しでも支えになればと思う。
勿論、私自身に支えになる言葉でした。


瀬戸内寂聴のことば

『無  常』


世の中のことは、すべて移り変わっていくもの。
どんなに不幸な状態がやってきても
その不幸が果てしなく続くことはありません。



必ずいつの日にか終わりが訪れる。
そして誰の元にも幸せは必ずやってきます。



梅雨の時期に雨が降り続いても
やがては夏がやってくるように。



そしてどんなに暑い日も盛りを過ぎれば
涼しい秋風が吹いてくるように。



東日本大震災の被災地を見舞う

岩手県宮古市にて  89才

瀬戸内寂聴



posted by 花井英男 at 18:01| 防災

ラジオ体操に集まる子供たち

ラジオ体操に集まった子供たち



毎週水曜日朝6時半に、家の近くのどんぐり広場に
保健環境委員として、資源ごみの整理に、出かける。

7月26日(水曜日)は、楽しみだ。どうしてかというと、町内の子ども達が、夏休みになると、ラジオ体操に
6時半に子どもたちが集まってくるからだ。

どんぐり広場に、子どもたちの様子を見ているのが楽しい。


今朝は驚いた。人数が、例年以上に多いのだ。ここ10年以上、保健委員(現在は保健環境委委員と名称変更)をしていて、子どもたちの数を見て居て、多いなあと感じた。


子ども達の数を見てうれしいと思った。
大まかに数えてみると60人以上いるようだ。どんぐり広場一杯にいる。


例年、子ども達の数を見て、さびしいなあと思っていた。どうしてこんなに増えたか分からない。「マンション効果だ」と言っている方がいた。
とにかくうれしい。

元気に育ってほしい。


posted by 花井英男 at 07:19| 子育て

2017年07月24日

発達障害への取り組み

NHKあさいち  特集
2017年7月24日

シリーズ発達障害 “ほかの子と違う?” 子育ての悩み



今朝、あさいちの番組が、発達障害の子ども2人(長女・小学6年と長男・小学2年)を抱える家庭の3日間の様子を取材し、親の悩みを一緒に考えようという取り組みを放送した。



修羅場は、小学6年の女の子が、学校から帰宅して、約束の勉強に取り組まないとか、朝、学校に行きたがらない場面。
母親が粘り強く、感情的にならないで、働きかけるが、解決しない場面である。



よく、町で子どもがやんちゃを言って、母親が、かなきり声をあげて、子どもを叱りつけている場面を見る時がある。
不愉快な感じがする。対応の仕方が分からない親だ。



でもこの母さんは違う。粘り強い。
学校に行かないで、ゲームをしたいと娘は言う。学校に行かないなら、「お家で勉強しなければ」と言うが、娘は納得しない。


母親は、娘が感情的になる場面で、筆談を試みる。
少し時間がたってから、筆談の返事が返ってくる。
子どもの返事は、拒否的な内容。


母親は、2人の子のほかに、もう一人幼児を抱ええている。ご主人も出演し、自分の感想を述べる。


番組では、座談会の形で、
井ノ原快彦、有働由美子アナ、柳澤秀夫キャスターと他のゲスト、母親の苦労をねぎらったり、質問を出したり、感想を述べる。





専門家のゲストとして、井上雅彦先生(鳥取大学大学院教授)
(認知・行動療法学会で著名な研究者・行動分析学)が出演した。


発達障害の支援方法として、行動分析、応用行動分析(ABA)のアプローチが有効で、今広がっている。
この番組の中で、母親が子供へのアプローチで使っている方法は、、応用行動分析によるものである。
子どもとか、親への支援は、応用行動分析を大学院で研修した、臨床心理士が、心理相談室とか、クリニックのカウンセリングですることができる。


始めに、発達障害には、 ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)、ADHD(注意欠如・多動症)、LD(学習障害)があることと、それそれの発達障害の特徴の紹介もした。


(ディスレクシア(読字障害・読み書き障害)は、学習障害の中に含まれる。ディスクレシアについては、ベルギーでは、手厚い教育がされていることが、次の日の、民放テレビで放送されていた。)


発達障害の子どもを抱え、中には、うつ病になる親もいる。


周りには理解してもらえないことが親にとってつらい。
可愛そうと言われるのがいや。
同情されるのがいや。

子どもへの伝え方が分からない。
学校の先生に、わがままととらえられる。
しつけが原因ではないと言われ、ほっとした親もいる。
親が納得して、前向きになるのに、2年かかったという。


発達障害の子は、一人一人障害が違うし、程度も違う。



どんなことで困るか?


「片づけられない。」  程度の問題。
「忘れ物が多い。」   頻度の問題
「じっとしておられない」
「宿題をやろうとしない」
「学校に行きたがらない」



「こだわりが強く、思いどおりにならないとパニックになる」
「感情のコントロールが難しく、かんしゃくを起こすと手が付けられない」
発達障害の子を育てる親のなかには、わが子を「育てづらい」と悩む人もいます。


さらに、周囲から「子どもを甘やかしている」「しつけができていない」などと言われ、傷つくことも少なくありません。


どこへ相談すればいいか・障害は治るのか?という質問に対して、
井上雅彦先生は、小児科が専門である。その中でも、専門の人がいる。
地域によって、相談機関が違う。


(今は、精神科、心療内科、小児科のドクターは、発達障害のことを知らないでは、仕事が出来ないので、研修会に出て、勉強している人が多い。)



子どもの障害、困りごと、症状を減らすことができることを
この母親の工夫の紹介によって伝えていた。


番組の最後に、今、母親はどんな工夫をしているかを紹介した。

持ち物チェックリストのカード・絵を作ってもらい、子どもはそれを見て調べる。
それによって、忘れ物が軽減できている。

失敗したり、しんどくなることがある。

よく頑張りましたと褒めてもらう。
母親が承認する。

自由時間の使い方に困る子が多いので、
1日の流れを絵のカードに描いてもらい、それを参考にすることを紹介した。

でも、パニックを起こしてしまうこともある。


診断に行かない子もいる。
やはり、本人が自分の困ったことを納得してから
診断機関に行く方が良いという、アドバイスを、井上先生はしていた。


朝の番組で、身近な発達障害の問題を、取り上げたのは、いいことだと思う。



「障害のない人」でも、発達障害と同じような症状を出す人が
身近にいることに気づかないだろうか?



障害があるなしに関係なく、人と協力して生きていくには、
発達障害へのアプローチを参考にすることは
有益ではないかと思う。



posted by 花井英男 at 15:17| 発達障害