2017年05月29日

第1回 臨床行動分析カンファランス

第1回 臨床行動分析カンファランス

主催:臨床行動分析研究会

日本行動分析学会 協賛

日時:2017年5月28日(日)10:30〜16:35

場所:名古屋駅前  井門ビル  8階カンファランスルーム  新幹線口



プログラム

研究会 趣旨 説明 10:30〜10:40

瀬口 篤史 犬山病院



ワークショップ10:40〜12:30

講師:首藤 祐介先生 広島国際大学心理学部

臨床心理士、専門行動療法士、博士(心理学)

「病院臨床で活用する行動分析学」




事例検討1 13:30〜15:30

パニック障害へのアクセプタンス&コミットメント セラピーによる治療

事例提供:嶋大樹 早稲田大学大学院  人間科学研究科  博士課程 3年

コメンテーター:今野高志  東海中央病院



事例検討2  15:15〜16:45

OCDへのERPによる治療

事例提供:服部正嗣 西知多こころのクリニック、ならい心療内科、他

コメンテーター:三田村 仰 立命館大学  総合心理学部
臨床心理士、博士(心理学)



研究会 趣旨 説明で、


瀬口先生から、これまで3年間位、夜7時から朝方まで研究会を私的にしてきたが、とうとう、研究会として立ち上げたという経過を述べた。ヤフーやグーグルで、「臨床行動分析」の6文字で検索すれば、ウェブサイトが出るようになったと報告したら、拍手が起こった。


カンファランスルームに、東は、東京、静岡、三重、愛知、岐阜、北陸、
西は、関西、九州から60名近い参加者が出席した。

60名近い参加者は、
福井の院長夫妻、名市大の医師、愛知県コロニー、病院、クリニックの臨床心理士など。



首藤先生が、中京大から、広島国際大に転勤された。


柳澤さん、瀬口さん、首藤先生、福井の院長夫妻に挨拶した。

服部君が、「今日発表します」と挨拶に来てくれた。
臨床6年目という。実践は素晴らしい。
久野先生と研究会をしているので、良ければ参加しませんか
と誘っていただいたが、体力的に難しいのでお断りした。

背広を着て、発表スタイルの姿なので、馬子にも衣装という感じで、別人のように見えた。
同じクリニックで勤務しているので、うれしい。


OCDへのERPによる治療である。
機能分析における、確立操作の記述の難しさを述べていた。私自身、行動分析の基礎から勉強しなおす必要があると感じた。
実践は見事であり、治療は改善した。


首藤先生の講演は、


ならい心療内科はじめ、愛知県内の病院・クリニックで勤務した経験を踏まえて、行動分析をいかに応用するか、という難しい課題を見事に解説してくれた。

臨床の場でのクライエントの言葉を、行動分析の言葉にどのように翻訳しなおすかという難しい課題がある。それを見事に解き明かしてくれた。病院臨床は、セラピートークであり、クライエントの主訴を行動に還元する工夫が必要である。このワークを、首藤先生は、瀬口先生と見本を見せてくれた。漫才のようにほのぼのと楽しくやってくれて場が和らいだ。

首藤先生の指摘、行動分析は、行動療法、弁証法的行動療法、アクセプタンス&コミットメント・セラピーなどの基礎である、という指摘をされました。改めて重要性を認識した。

パニック障害へのACTによるアプローチは、


すばらしかった。ACTの文脈による経過であった。実践報告を聴けたのはうれしかった。
ACTの最前線で研究している、嶋先生の発表である。

ACTのツールである、心理検査の質問紙、APQとDPQの問い合わせに親切に答えて頂いた。有難うございました。



実践報告へのコメントで目立ったのは、名市大の精神科の先生が、発表者の長所を取り上げ、評価していたのは素晴らしかった。




次回の日程と関連の研究会が発表された。


第2回  臨床行動分析研究会

2017年12月10日(日)

10:30〜16:45

TKP名古屋駅前カンファランスセンター   名古屋駅前




美濃認知行動療法研究会

2017年7月8日(土)17:30〜19:30

岐阜キャッスルイン  名鉄岐阜駅前


情報提供:

  座長  ウェルネス高井クリニック院長 高井昭裕先生

  講演:犬山病院 診療部長 黒川淳一先生

    「私の不眠症アプローチ」

  講演:  早稲田大学 大月友  准教授

  「アクセプタンス&コミットメント・セラピー」


第4回 医療行動分析研究会

日時 2018年 3月 11日(日)

会場  ウィンクあいち  

プログラム

教育講演 井上雅彦先生

鳥取大学大学院 医学研究科
臨床心理学講座 教授

話題提供  医療健康に関する演題  募集

終了後、懇親会



終わり

posted by 花井英男 at 09:38| 認知行動療法

2017年05月22日

東山魁夷 唐招提寺 御影堂 障壁画展

豊田市美術館

東山魁夷 唐招提寺 御影堂 障壁画展
(ひがしやま かいい とうしょうだいじ みえいどうしょうへきがてん)

2017年4月22日[土]−2017年6月11日[日]



東山魁夷の絵は、見ていると心が落ち着く。静謐(せいひつ)という言葉があうのだろうか。

静謐とは、2つの定義がある。@静かで落ち着いていること。また、そのさま。
   
     A世の中が穏やかに治まっていること。

      この2つを、望みたい。

昔、20年前、東山魁夷自選習作集「京洛風趣」、日本経済新聞社版(当時、40000円)を購入した。
印刷版の絵である。

それでも宝を入れたような気分であった。
最近は、東山魁夷の絵は、自宅では、飾っていない。

5月21日(日)、豊田市美術館に家内と訪ねた。
名古屋市から、豊田市へは、153号線を久しぶりに走った。
国道の両側の新緑の緑はきれいだ。

美術館内は、超満員で長蛇の列が出来た。
美術館の駐車場には、入れなくて、美術館に隣接する、臨時駐車場(県立豊田東高校の駐車場)に案内された。

館内を一通り見てから、1階の講堂で解説ビデオを見た。
東山魁夷(1908〜1999)の全68面の障壁画は、どの作品を見ても、気持ちが落ち着く。

鑑真(がんじん)(688〜763)の生涯にも感銘を受けた。
分かっているつもりだったが、高校の頃、日本史で学んだが、読み方さえ忘れていた。

鑑真和上(がんじんわじょう)
和上(わじょう)は、律宗、浄土真宗の呼び方。和尚と同じ言葉。

中国、唐の高僧。渡来僧。日本律宗の開祖。中国・揚州江陽県(現在の江蘇州揚州市)に生まれる。
14歳で出家、唐文化の中心地、洛陽・長安で学んだ。故郷にかえってからは、数えきれないほどの寺院・仏像を作り、貧民・病人の救済事業を行ったという。

732年(天平4)日本の遣唐使の要請に、弟子たちに、「誰か行く者はいないか」と尋ねたら、危険だから誰も行く者はいなかった。「仏教を広めるなら、命など惜しくない」と日本へ渡る決意をした。5回にわたる、裏切り、密告、嵐などによる、挫折、渡航失敗と失明にも屈せず、10年以上かかって、66歳で日本の鹿児島に上陸に成功した。

1688年、芭蕉が、新緑の唐招提寺を訪れ、鑑真像を拝して、「若葉して 御目の雫  拭ぐはばや」(わかばして おんめのしずく ぬぐはばや)と詠んだ。

解釈は、「若葉によって、おん目もとのしずくをぬぐってさしあげたい。」目のあたりのしめり、潮風によって盲目になった尊像の涙をぬぐってあげたい。苦難の末、来朝した鑑真の像を唐招提寺で拝したことが記されているという。芭蕉の温かい視線が感じられる。

1821年、開山堂前に、俳聖の句碑が奉納され、奈良見物の名所になったという。

東山魁夷は、障壁画の制作の依頼を受けてから、鑑真和上と唐招提寺の研究に、1年を(1972年・昭和47)かけたという。

完成まで、研究と画材の取材、構想に、10年以上かけたという。

それは、次の通りです。

東山魁夷は、1972−1973年(昭和47−48)障壁画準備のために、日本各地の海岸と山地を、北は、青森から、鑑真が上陸した鹿児島まで、何十か所も訪れたという。会場には、取材地地図が示されている。

障壁画は、すべてほとんどが、濤 声(とうせい)・海の絵と、山雲(やまぐも・)山の絵からなる。
これが特徴だ。海のイメージといっても、荒れる海、穏やかな海、海岸のイメージでも豊富だ。
山のイメージも千差万別、いろいろな姿がある。


太平洋側、日本海側、瀬戸内海など各地は、「濤声」(とうせい)(意味・なみのおと)のための取材旅行。


蔵王・三階の滝(さんかいのたき)、日光・霧降滝(きりふりたき)、上高地・穂高、飛騨高山・平湯、白川郷・天生峠(あもうとうげ)、鳥取県の蒜山(ひるぜん)、高知県香美(かみ)・轟の滝(とどろきのたき) などは、

障壁画「山雲」(やまぐも)(意味・山にかかる雲・やまから起こる雲)のための取材旅行であった。
どれも、日本の由緒あるところだ。

更に、東山魁夷は、鑑真和上の霊を慰めるために、鑑真が生まれた故郷・江蘇州を訪れ、故郷の絵を障壁画に収めている。鑑真和上の故郷の風景を、尊像を祀るお厨子(おずし)のある中央の部屋に、描いた。
「揚州薫風」の絵である。ここは、遣唐使が鑑真に日本への渡航を願い出た地でもあった。


さらに、中国各地、修行を積んだところ等を、第1回・1976年、第2回・1977年、第3回・1978年に合計20か所近く訪れた。

一つの絵画作品を制作するために、これだけの精力を注ぎ、努力をしているということに感動した。


東山魁夷の絵は、見て、心が落ち着く。会場を去っても、余韻は残る。


制作過程が画集の中に収められている。

画集「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」(1800円)を楽しみたい。


終わり




posted by 花井英男 at 15:31| 文学・芸術

2017年05月21日

孫の運動会に行く

小学校の運動会に行く
2017年5月20日(土)


晴天。運動会日和。昭和区の孫の小学校運動会に行った。

小学校に行く途中で、名市大の薬学部の近くを通った。大きなマンションが出来ていた。しばらくぶりに通る道の建物が新しいものが出来ていた。

予めもらった、プログラムを持参し、入場許可証のワッペンを胸に貼り、PTA役員さんたちに入り口で挨拶をして校庭の中に入った。


服装に無頓着なので、背広を着ていたので、暑かった。
気づいたときは遅かった。
若いパパ・ママ、おじいちゃん、おばあちゃんが狭い運動場の中に沢山参加した。OB、OGと思われる卒業生たちも来ていたようだ。

孫はどこにいるのかと探すが分からない。
とりあえず、桜の木の下に持参した椅子に座った。

パパの方のおじいちゃん、おばあちゃんに会い、挨拶して、
孫に「来たよ」と合図して、手を振ったら、向こうも手を振ってくれた。

来た人は、皆、木陰の下に集まった。シートを敷いて座った。
昼食後、太陽が動いて、日陰の場所が校舎の北側に日陰の場所が動いた。
この炎天の中で、熱中症がでるのでないか、と家内が心配した。

子どもたちは、炎天の中で1日いた。

テントは2張り、本部席にあった。

子供向けにも保護者用にも、テントを沢山、張ればよいのにと、私は思った。
沢山テントが必要になるが、児童にとっても、見学者にとっても快適な空間・アメニティが欲しい。

娘婿がプログラムを、A3版に拡大してくれた。見やすい。
配慮をしてくれて有難かった。

プログラムは、子どもたちのデザイン、挿絵がのせられている。
演技は、得点種目に、丸印がついている。
午前中に、14の演技。午後に、9演技の構成。

プログラムの中に、リクレーション的内容の演技が工夫されている。

例えば、3・4年生の「よさこい鳴子踊り・鳴子華」、

1・2年生の「みんなで☆恋ダンス」、

参加者の「幼児競争」、

「大玉ころがし」(2年)、

「一緒に大玉送り」(1・2・3年)、

「頂上決戦!「八事 春の陣」(6年)、

応援合戦(全員)など。


中でも素晴らしいと思ったのは、「よさこい鳴子踊り・鳴子華」であった。先生も壇上で踊り、児童らが観客の目の前に来て、踊った。

もう一つ、6年生の騎馬戦、「頂上決戦!八事 春の陣」は、観客も児童も総立ちになって観戦した。

校庭の日陰でシートを広げて昼食をとる人もいた。

「教室に冷房が入れてあるので、教室で昼食をとってください」という放送があった。

昼は、孫の教室で昼食をとった。冷房が入っていた。
小学校の教室に冷房が入れてあるのはいいことだ。今はこういう時代なのかと思った。

トイレは、清潔で、男子用トイレには、洋式トイレが2つあった。
今は、洋式トイレが用意してある時代なのだ。いいことだ。

家内と「トイレはどこだろう」と話をしているのを聞いていた孫が、自分から自発的に私が廊下に出たら、案内をしてくれた。
自分から僕を案内してくれた。うれしかった。

昼食後は、家内が「もう帰りたい」と言ったが、「応援合戦だけ見て帰ろう」と言った。

応援合戦がすばらしかった。
赤組、白組に分かれて、小学生の甲高い声が青空に響き渡った。

両方の青空を突き刺すような、甲高い、吠えるような声。

「薫風や応援合戦哮ける声」
(くんぷうやおうえんがっせんたけるこえ)

小学校の先生たちのご指導に感謝!



終わり

posted by 花井英男 at 08:37| 子育て