2016年12月27日

「ブレインスポッティング」第1回公式Phase1トレーニング

ブレインスポッティング
第1回:公式Phase 1 トレーニング

日時: 2016年12月23・24・25日 10:00−16:30

会場:レインボービル(東京:飯田橋)

講師:鈴木孝信先生 国際BSPトレーナー・BTI-J代表・東京多摩ネット心理相談室代表

主催:ブレインスポッティング・トレーニング・インスティチュート・ジャパン



新しい内容を学びたいという希望で参加した。
内容は、前回のヨーロッパの講師の時のWSとは一新した内容であった。テキストも一新した。


何よりもうれしいのは、前回は、通訳を通して学んだが、日本人による、日本人のための内容である。
3日間のWSは時間をたっぷりかけた、内容の充実したものだった。

ヨーロッパの講師の時は、同時通訳のため、時間がかかった。そのために内容が少なくなった。

今回、日本人の講師であるために、十分に時間をとって学ぶことが出来た。

いつも気さくにメールを交換している鈴木先生が、とうとう国際トレーナーの資格を取られた。すぐに4月に、Phase2トレーニングをしてもらえるのがうれしい。誰もが先生の人柄、研修歴などにひかれたと思う。


鈴木先生は、アメリカの大学院を卒業しているので、語学力を駆使して、デヴィッド・グランド博士の下で、ニュ―ヨーク、コロラド、ヨーロッパなどに研修に飛び回った、と言われた。又、ブラジルでのBSP学会にも参加した。世界中にBSPは広がった。あとアジアでは、フィリピンだけだという。鈴木先生がフィリピンのWSに出かけることになっているという。すばらしい。

簡潔で要を得た話し方で、分かりやすい話をしてくれた。本当に有難い。

デモンストレーション・クライエントに参加者が積極的に参加した。

日本に最初にBSPを導入した久保隆司先生に会えたのも収穫だった。
先生には、色々、質問したり話をすることが出来た。懇親会で同席だった。


先生は、著書「ソマティック心理学」、翻訳「ブレインスポッティングスポーツワークートラウマ克服の心理療法ー」(グラント博士の著書)など多くの出版物がある。最近、私の瑞穂CBT相談室に、上記の翻訳書を読んで、来談した青年がいた。すばらしいスポーツトラウマ治療の本だ。

久保先生は、日本で目立たない存在で研究者、宗教者など幅広く集めて研究団体で活躍されている。何よりもアメリカで大学院まで5年間滞在された。語学力を持つ。地味な方である。


鈴木孝信先生のデモには、誰もが衝撃的な体験をした。



北は、北海道から、南は、佐賀、福岡などから、臨床心理士、医師が60余名も参加した。

初日、隣同士になった佐賀の医師にUSPT、BSPについて話しをしたら、大変喜んでいただけた。1月の名古屋市立大学のWSには、参加すると言われた。懇親会で同席した、福岡の医師にも喜んでいただけた。

名古屋で来年6月、精神神経学会が、開かれ、USPTについて、USPT研究会・理事長の新谷先生が数人のドクターとシンポジュームをされることを伝えた。


知り合いの方も数人いた。2度目のWSの参加である私は、経験上から質問をすることが出来た。何よりも、若い人たちの参加、医師・臨床心理士の参加がうれしい。

心療内科・精神科での臨床にすぐに役立つ充実した内容であった。
4月のPhase2が待ち遠しい。

懇親会は神楽坂のアジア料理の会場に30名以上が集まった。私にとっては、これが忘年会になった。格安の値段も魅力だった。

懇親会では、滋賀から参加の旧知のKさん、「前世療法」の著者・USPT研究会の理事・医師萩原先生、福岡の医師、愛知からの参加の旧知ののN君、佐賀から参加の発達障害の子ども、保護者を担当している医師、BSPの日本への紹介者・久保隆司先生、東京のEMDRの大御所のO先生と同席になった。

名刺の交換もした。BSPに巡り合えた喜びを持っていると思った。

皆さんが打ち解けて、今迄のそれぞれの研修歴など、自分の経験などを話した。

さて、東京の街は、魅力がある。例えば、「神楽坂」の地名のいわれを書いた案内板が出ている。ここは、神楽を演奏した建物があった、あるいは、神楽の演奏される音が聞こえた場所であるからこういう地名になったと書いてあった。

2日目、愛知から参加した青年N君と神楽坂近辺を昼の休憩時間にいろいろ話しながら散歩した。東京理科大学の近辺の坂だらけの細い道を歩いた。

街の至る所に、町のいわれ・エピソードを書いた案内板が立っている。見ながら歩くだけで面白い。ウィンドショッピングをした。街のにぎわいを楽しい。

 たとえば、「堀兼の井戸」という案内板があった。それは、井戸をを深くどんどん掘っても、水が出てこなくて、大変苦労したというエピソードの紹介があった。堀兼ねる井戸という意味だという。祠がそばにあった。

神楽坂を歩いている途中で、N君が若い女性らと話をしているので、私は、「どこの国からですか」と聞いたら、台湾からの留学生だった。僕は、「台湾大好き」と話した。

この辺は、江戸城の外堀であったということで、「飯田濠」があった。飯田橋はここからきている。今は、池のような、堀というか、水辺があり、近くをJRが走っていた。26階建ての法政大学がそびえたっていた。

マンションと、オフィスビルの高層ビルも建っていた。昔の江戸城の石垣が部分的にあった。これは、昔の名残を少しだけでも残してほしいという都民の希望で残されたと案内版に出ていた。
東京のお伊勢さんだという、東京大神宮というところもあった。

終わり


posted by 花井英男 at 16:07| ブレインスポッチング(BSP)

2016年12月19日

「教育は特殊な技術」−尾木ママの発言

「教育は特殊な技術」−尾木ママの発言
2016年12月19日 TV「ひるおび」番組

福島県郡山市の日本大学東北高校での相撲部の暴力的指導


「教育は特殊な技術」というのは、「ひるおび」での教育学者・尾木ママの発言である。相撲部の指導において、大学新卒2,3年の教師の体罰の指導、暴力的指導が、保護者の報告で明るみに出た。


スポーツ推薦で大学に入学する学生は、「大学での試験の時に、テスト用紙に何も書かないで提出してもよい」ということを聴いたことがある。スポーツ系の学生にこのような特権を大学が与えているのではないか。私が40歳頃、このようなことを、聞いた。数十年前のことである。今はどうなっているだろうか。

今はそんなことはないかもしれない。確かめようがない。
教師になるには、教育学、教育心理学、青年心理学、児童心理学、教育方法、教育実践、教科教育法・難しい場面での、対人生活技術など学習すべきことが沢山ある。

大学で教職科目を勉強したからと言って、すぐに身に着くものではない。実践の中で磨かれる。
国立大学の出身だからと言って、優れているとは言えない。そう思い込んでいる連中もいる。大学で何を学んだかが問題だ。

体育系の教師の中には、すばらしい先生たちがいるのを実感した経験を私は持つ。

一方、暴力的な発言しか出来ない、ひどい教員にも出会った。それを管理職は利用している所もあった。

教職科目・一般教養などを抜きにして、「スポーツだけやっていて大学卒の資格を取る」という仕組みなら、人格形成、指導力の養成、教師になる基礎的な教養抜きで卒業してしまうことがあるのではないか。


私は、教員在職中は、教育実践力を高めるために、民間教育運動の団体に入って、研修を方々でうけたり、教育実践を報告したりした。英語教育雑誌に発表もした。

職場の同僚、年配教師の中に尊敬する教師を発見することがある。他の学校の教師の中に発見することもある。その人を見本にして生きようという気持ちになる。お互いが見習い、励まし合って技術を磨くことになる。職場の中にこういう同僚、先輩教師がいることも大事なことである。教え合うこと。

教育学者、尾木ママのいう「教育は特殊な技術」の定義、その中身は一言で言いにくい。

私は、教育者として、実践能力を高めるために、人間的魅力を付けるために、相当な努力をした。

「ひるおび」の番組では、ある人が言った。
「体育系の指導者・教師には、国語教育が必要だ。なぜかと言うと、『こいつら(子ども)には、こういう風に言わないと分からんから。』」

人は誰も大学を出ているから、人格が出来ているとは言えない。
私も未熟な人間だったと思う。自分の行動・考え方・生き方にこれでいいだろうか、と疑問を持って、絶えず考えて、成長していくと思う。


スポーツの指導に限らず、学校の教師の指導の在り方についても、ここで考える必要がある。


教員の中には、国立大学出身の者もいるし、私立大学出身の者いる。本人も気づかず、知らず知らずのうちに、管理教育的思考におぼれこんだ校長・教頭・教師が結構いる。そしてお互いが、人格者だと褒め合っているのだ。このような管理教育の連中が、権利を抑圧する会社の管理職を作り上げているのだ。

どこの大学を出ていようと、教師としての力を持っているかどうかが問題だ。

人格と教育実践力は、ワンセットだと思う。


校長・教頭にしても、指導主事にしても、ランク付けすると、AからZまでいる。

校長だから優れているとは言えない。指導主事だから優れているとは言えない。

男の管理職だから、優れているとか、理性があるとは言えない。
権力欲、支配欲しかない者、思想統制の好きな奴が結構いる。自分が上に立とうとしか考えていない者がいる。露骨に表す人間がいる。結構いるのだ。

これは、普通の教員にも言える。

女性校長・女性指導主事だから女性らしさ、母性愛があるとは言えない。女性校長・女性指導主事にもいろいろあった。
この程度の言葉しか言えないのか、このような対応しかできないのか、と思った人がいる。教員にしても同じことが言える。ストーカーのように電話をかけてくる程度の低い指導主事がいた。

勿論、この人はいい人だなと思う女性校長にも出会った。
また、長年、SCとして勤務した高校の校長は、体育の校長で、この人は素晴らしい人だと思った。ほかの学校の体育の先生からも人格者だと聞いた。

暴言を吐く体育系の教師、体罰しかできない、すぐに殴る教師!
人間性が足りないのだ。大学で何を学んだかが問題だ。大学の名前ではない。

何が問題か。
教育実践応力・人格である。


私が、不愉快に思った校長・教頭・指導主事・教員は、幾人かいる。

その一人は、転勤で会いに行った時の言葉、「この学校から出ようとしても、出れないぞ!」という発言だ。
いくつか優しい言葉をかけ、涙の出るような言葉をかけ、この言葉を発した。自分の意志に反して行かされた学校だった。怒りと憎しみがずっと残った。


臨床心理士についても同じことが言える。


私は、ある研究会で、率直な質問をした。

すると、ある女性心理士が、男のような罵声を浴びせた。こんなひどい心理士もいるのか!驚きであった。
品のない心理士もいるもんだと思った。


話は変わるが、
昔、勤務していた高校に、卒業生が教育実習に来た。
卒業生の力には、歴然と能力の差がある。某私立大学女子学生は授業を指導教員から全部任されて、出来なくて、泣いていた。

出来ないのなら、「出来ません」と担当教員に言えばよいのに、泣いて訴えることしかできない。
他の女子学生が助けようと大騒ぎして、他の先生に食って掛かって喧嘩を売る始末であった。

某国立大学の女子学生は、大学の指導教官から、「ぶっ倒れるくらい、頑張ってこい」と言われ、実習をどんどんやっていく力のある学生もいた。

毎年、高校には、卒業生が教育実習に来る。教え子たちだが、教師の間で、そのひどさを嘆くことが聞かれる。

終わり



posted by 花井英男 at 17:29| 教育

2016年12月18日

新春のワークショップ&研修会  案内

2017年  新春のワークショップ&研修会  案内

実臨床に活かせる解離性障害の治療法
第1回 USPT研究会ワークショップ

日程 2017年1月29日(日)9:45−16:30

会場 名古屋市立大学 医学部研究棟 11階 講義室B

*名古屋市立大学のご厚意により会場をご提供いただきます。ワークショップの運営・内容等に関する全責任は主催者であるUSPT研究会が負っています。あらゆるお問い合わせは、USPT研究会にお願いします。

アクセス  地下鉄桜通り線 桜山駅  3番出口

定員 80人

会費 USPTメディカルネットワーク・メーリングリスト会員  4000円
メーリングリスト会員 学生(医療系・心理学系)2000円
プログラム

ワークショップ後に懇親会を行います。会費は、4〜5000円程度)


第1部 USPTの基本技法を学ぶ

クライアントへの説明モデル
小栗康平―USPTの基礎
ロールプレイ
ペアで実技演習

第2部 USPTケーススタディと実践

症例報告
ケーススタディ
デモンストレーション
ペアで実技演習

第3部 USPT 総合討論・質疑

パネルディスカッション
まとめと質疑応答


ワークショップ申し込み方法
(1) お名前
(2) 所属施設(学生の場合は大学名)
(3) ご職業
(4) 懇親会の出欠(予定)
(5) USPT臨床経験の有無
を記載の上、メールでお申し込みください。
owenshot@gmail.com
新谷宏伸、題名「ワークショップ参加希望」でお願いします。


USPT研究会について、詳しくは、「USPT研究会」のホームページをご覧ください。

{USPT研究会」で検索。


終わり


posted by 花井英男 at 13:49| USPT研究会