2016年10月22日

菜漬(なづけ)

菜漬(なづけ)


 朝晩が涼しくなり、涼しいというより少し寒さがある。この頃、八百屋やスーパーで大根の葉が、店頭に出るようになった。大根の若葉、抜き菜を探しに、八百屋やスーパーに行くのが楽しみだ。

 家内が、抜き菜を知合いからもらい、菜漬をつくったばかりだ。すぐになくなってしまう。

 抜き菜とか、大根の葉、茎、根を、ボールに入れ、塩を振って重しを載せておくと、翌朝おいしく、菜漬を食べることが出来る。

野沢菜もすきだが、大根の葉とか抜き菜はやはり,初冬のうまい食べ物だ。

菜漬は冬の季語だ。

「風の日の菜漬漬けている女かな」 高浜虚子
昔から日本人は菜漬を楽しんでいる。


 今日は、4つの眼鏡をいつも世話になっている店にきれいにするために、また、
調子を見てもらうために眼鏡店にでかけた。


 ついでに、堀田のスーパーに、春菊の種を買いに寄った。そこで産地直送の果物を売っていた。その中に、若い大根の葉を一束、85円で売っていた。

「愛知県産」と表示が出ていた。二束買って帰った。普段、売っていないところで売っていた。やっぱり探すものだ。


おわり
posted by 花井英男 at 20:25| 日記

2016年10月17日

徳島での認知・行動療法学会に参加して

日本認知・行動療法学会第42回大会

主催 日本認知・行動療法学会
大会会長 嶋田洋徳(早稲田大学教授)
準備委員長 境 泉洋(徳島大学准教授)

2016年10月8日(土)〜10日(月・祝)

会場   アスティとくしま (徳島市山城町東浜傍示1)


ワークショップは、次の4つの参加した。


W6・境界性パーソナリティ障害、摂食障害、物質依存障害などの感情調節が困難な方の理解と支援:弁証法的行動療法を参考にして

遊佐安一郎
(長谷川メンタルヘルス研究所)


感情調節困難なクライエントへの支援の方法として、弁証法的行動療法の基礎から学ぶ、分かりやすい丁寧な入門講座。
90名以上の参加であった。
若い研究者、井合さん(帝京平成大院生)、松野さん(早稲田大院生)が発表に参加。ポスター発表「感情調節困難に対するDBTに基づいたグループセラピー」に行き、井合さんと話をした。
若い研究者が、参加者に目立った。うれしいことだ。





W14・認知行動療法ス−パービジョンの進め方

堀越 勝
(国立精神・神経医療センター)



アメリカ留学でPh.Dを取った堀越先生から、アメリカでは、CPの資格を取るうえで、修士レベルで6000時間のSV、博士レベルで7000時間のSVを受ける。院生として費用の捻出に苦労し、厳しさに泣いたという。時間、SV費用の莫大さには驚いた。スパーバイザーは、ゲートキーパー役もして、院生を振り落とすという厳しさの現実が紹介された。日本でのSVについての一般的な考えは甘い。
100名以上の参加。



W20・マインドフルネス的な認知行動療法

熊野宏昭
(早稲田大学)


中身のすばらしい講義であった。これは役に立つと喜んでいたが、最後の部分は全く理解が出来ない内容であった。
今はここまで進んでいるのだと思った。
100名以上の参加。






W28・アクセプタンス・コミットメント・セラピー(ACT)
から考える事例研究:認知症家族介護者のメンタルヘルス改善に関するケースを題材に

武藤崇
(同志社大学)



今は、認知行動療法の研究者のいる院では、ACTの内容の講義がある。ACTで修論を書く時代だ。私は、ACTの初心者だ。院でACTの勉強をしていないCP向きのレベルの高い入門講座だと思う。
帰りの高速バス(5:30出発のため)のために、残り30分(ビデオ上映)事情を話し、退出した。ほとんどの内容は聞くことが出来た。
90名以上の参加。
これだけのワークショップに参加できたのは満足だ。
健康状態も良好だ。

ケース・スタディー
ケース・スタディには3つに参加した。


ケーススタディ2
「習慣化した過食おう吐への認知行動療法―マイルールへの挑戦と調整―」演者:木内彩乃、他
座長:原井宏明(なごやメンタルクリニック)



参加者が多く、立ち見が出るほどであった。180名以上だろうか?
難しい症例に対して、的確なカウンセリングによる過食おう吐の軽減につながった。
症例への関心と座長:原井先生への人気もあって参加者が多かったと思う。
原井先生の司会もよかった。「ルール支配行動」は、別の行動療法の用語でいうと、「刺激性制御」という紹介が先生からあった。
難しい症例に対する関心が大きく、立ち見でなく、前の方の座席へ来るように何度も促された。


ケーススタディ4
「過敏性腸症候群(IBS)への認知行動療法」―段階的暴露、マインドフルネスー
演者:有園正俊
座長:岡嶋美代(なごやメンタルクリニック)



これも関心が高く、参加者が多かった。170名以上か?
旧知の有園さんには、聞きに行くよと伝えておいた。
彼は、OCD支援と同時に、クリニックのカウンセリングも始めた。
相当勉強している。
過敏性腸症候群も結構ある症例だ。
アプローチが難しい。1年7か月かかって軽減した。
症例への関心と座長:岡嶋先生の人気もあって参加者が多かったと思う。



ケース・スタディ6
「訪問支援とEMDRによる不登校援助」
演者:深谷篤史
座長:市井雅哉(兵庫教育大学)



EMDRを習得したばかりの若い臨床心理士の発表。100名以上の参加だ。
訪問支援のNPOの支援団体の臨床心理士の実践例。学習支援もして、CBTでのアプローチもうまくいかなくて、数回のEMDRによって、登校が成功した症例。
友人原田さんが質問をしていた。
市井先生がさらりと補足説明をしていた。
若手のしっかりした実践。
市井先生には、終了後、挨拶をした。






今回の感想。


今回、学会が、徳島駅から会場まで、7時から13時まで、毎時、00分、30分に、シャトルバスを運行してくれた。大変便利で、有難いことであった。

今回の学会でも、大学院の教員と一緒に参加した、院生の姿が圧倒的に多いという印象。将来の日本の臨床を背負う青年の姿を見たという感じだ。徳島での学会開催は、これで2回目だ。徳島大学、鳴門教育大学、高知大学など国立大学の認知・行動療法の研究者が沢山いるとうのが理由だろうと推測している。それの観光地としてもすばらしい。

認知行動療法学会の構成は、2千名以上と聞く。
認知行動療法の研究者が増えて、全国の主要大学・国立大学・私立大学にどんどん増えているということはうれしい。

弁当販売の店で、恩師小野昌彦先生と会って挨拶をした。院生をつれていた。ポスター発表を見に行くために、短い挨拶でお別れした。

認知行動療法学会でも、EMDR学会でも、USPT研究会でも旧知の原田先生とお会いし、少し話が出来た。
徳島大の佐藤先生、境先生と挨拶を交わした。
なごやメンタルクリニックの岡嶋美代先生には、挨拶をし、アドバイスを頂いた。
認知・行動療法学会とEMDR学会で知り合いのTさんが挨拶に来てくれた。久しぶりの再会だった。難しい発達障害児支援に取り組んでおられる。お元気のようだ。


ポスター発表



症例へのACTと、DBTによるアプローチに関する発表を中心に発表会場に行った。
瀬口君(犬山病院)の発表、院生の井合さん、前田さんの発表などに行った。
中京大の首藤先生、柳沢君に挨拶した。瀬口君、柳沢君、首藤先生などの自主シンポジウムにはバッティングして参加できなかった。ACTのシンポジウムのようだ。





徳島を周って



今回、学会の前日、10月7日に、徳島入りをして、徳島観光をした。
宿は、得島駅から5分くらいの近い場所。奥さんは大変親切な人。宿帳を見ると、外国人が多い。スイス、フランス、ドイツ、アメリカ、カナダなど。特にお遍路は、フランス人に人気だという。


何よりも面白いのは、玄関に出ている、奥さん自家製のブロークン・イングリッシュ(英文)の歓迎の言葉だ。間違いだらけの英文だが、分かる。間違いだと絶対に口に出しては、いけない。
奥さんの堂々たる英文だ!!!


たまたま、玄関であった青年に話しかけた。ドイツ人の青年。38歳。自転車で2週間日本に滞在。楽しいとのこと。
世界中を回っていると。
奥さんによれば、「Japan」という本にこの旅館の名前が出ているので、世界中からやってくる。

日本名は、ビジネス旅館さくら荘。奥さんの英文には、Cherry Blossom.

一泊、3300円。食事なし。
風呂もトイレもきれいだ。畳の部屋。4階建て。


さて、キャリーバッグを預けて、歩きながら、ウィンドショッピングをしながら、昼なので、早速、念願のセルフのうどん屋に入った。沢山の人が入っている。うろうろしていると、店の人が、ネギとかしょうがなどをここからとって入れて食べると教えてくれた。
汁もおいしかった。


 果物屋は、すだちとすだちのジュースなどを売っている。
スダチのジュースを買って早速飲んだ。
今回の観光の目的は、眉山に行くこと。前回は、知り合いのHMさんの連れて行って頂いたが雨だった。


ひょうたん島を一周するクルーズに乗ることにした。20分。200円。


徳島市街を中心とする街を一周する。モーターをつけた20人乗りのの小さな船。

小学生の社会見学が先に一周することになった。小学生たちの歓声があがる。大喜びだ。


私たち観光客の番。運転するおじさんのそばの席に着いた。
解説してくれる。
涼しくて、気持ちが良い。栃木とか関東方面からのお客も。

おじさんは、色々教えてくれた。
徳島は、100個以上の川が流れている川の街だとのこと。
橋が600以上あり補修費が財政負担になると。

ここが徳島大学、昔の徳島城などと説明。

この後、阿波踊り会館へ。


阿波踊り会館見学とロープウェイと合わせてで、料金が安くなるとのこと。

3階で、阿波踊りの歴史の展示を見た。念仏踊りから始まり、数百年の長い歴史を経て、現在の姿になった。戦時中は、抑制された。
戦後、また復活し、各地の踊りをも吸収し、現在のものになったようだ。踊りは、平和の象徴だ。

2階で、実際の男踊り、女踊りなどの実演を見た。実演による解説。
踊りの実習もするという、私は退席し、ロープウェイに行った。

290mの眉山は、天候に恵まれ360度、見晴らしが良い。


印象に残るのは、ビルマの仏教界から送られた、日本兵の戦死者の追悼の碑、パゴダの塔が青空に聳え立つ。
横綱白鵬が奥さんと結ばれたというゆかりの地であるとのこと。

学会の会場、アスティ徳島の3階から眉山を見ると、きれいに見える。この会場は、海よりに位置すると思う。
アスティ徳島の会場はすごい大きな、いわゆる国際会議場だ。
アスティ徳島から360度見渡すと、実際は、200度位だが、徳島の街は、周辺の山々に囲まれているという感じだ。アスティ徳島からの眺めもすばらしい。

最終日、徳島在住の旧知のHMさんが、お見送りに徳島駅に来て下さった。


感激である。
前回、数年前、徳島で行動療法学会があったときは、車で、ドイツ館、賀川豊彦記念館、お遍路の寺など沢山の所を案内して頂いた。
今回は、ご主人が福井での弁護士連合会のために一緒に出かけていた。そのことを話してくれた。


弁護士連合会は、死刑廃止の提案をした。死刑廃止の分科会に参加した、HMさんがその時の状況を話した。
瀬戸内寂聴さんが、被害者感情を考慮して反対するというビデオメッセージを寄せたとのこと。そのメッセージがあまりにも、過激なものであったので、廃止に反対している犯罪被害者の会の方たちの反発を受けていたと。色々難しいですねとのこと。

おみやげまで頂いた。すだち。ご主人は、すだちを料理には何にでもすだちを入れて食べられると言われた。

私もそれに見習い、出てくる料理には何にでもスダチの川の部分も、汁も絞ってかけて食べている。


元気に徳島の観光と学会に参加することが出来た。



おわり
posted by 花井英男 at 11:59| 認知行動療法

2016年10月04日

不老会創立55周年記念行事とすわらじ劇園の「花火」

不老会創立55周年記念行事
「明日に向かって」
〜不老会の発展と医学生の将来のために〜
日時 平成28年10月4日午後1時半から
場所 名古屋市公会堂 大ホール

成願者への黙とう
主催者あいさつ
来賓祝辞
愛知県知事
名古屋市長


5大学代表 名古屋大学総長 
来賓紹介
医学部学生による体験発表


記念公演  「花火」 2幕 すわらじ劇園

主催 不老会


不老会とは、医学・歯学教育のため献体し目の不自由な方に角膜を捧げる意志を存命中に表明し、不老会事務所に手続の書類を提出し、準備をしておく団体です。

現在、名古屋大学、名古屋市立大学、愛知学院大学、藤田保健衛生大学、愛知医科大学、三重大学に、2万3千人以上の方登録している。
日本で最大の献体数を持つ団体です。


公会堂大ホールには、満員の方が参加しました。
記念行事には、上記のように沢山の来賓がこられました。

私どもは久しぶりに公会堂に演劇を見に行こうということで楽しみに参加しました。


 すわらじ劇園は、昭和6年(1931)5月31日京都山科の「一燈園」を母体に設立された伝統のある古い劇団。 

小学校、中学校、高校向け演劇鑑賞・一般向け演劇鑑賞の上演をしている古い歴史を持つ劇団。

花火師一家の、伝統を守ろうとする頑固おやじと
親父のような
花火師になりたいと思う跡取り婿、娘3人を中心に展開する作品。

時代は、東京オリンピックの開催時と終了時に打ち上げ花火を依頼されることが葛藤の発端。

最後は、息子とおやじが和解する涙の出る場面。

無事、オリンピックの開会式と閉会式に見事な花火を打ち上げる。


終わり

posted by 花井英男 at 17:51| 文学・芸術